椿油といえば、昔からヘアケアに使われてきたというイメージがありますが、実は、食用にもなり、効能豊かな栄養分を食事で摂ることが出来るのです。

椿油とは

椿油は、日本独特のオイルで、オリーブオイル、ホホバオイルと共に世界三大オイルの一つに数えられています。

一般的には、ヤブツバキの種子から抽出され、続日本書紀にも記述があるほど、日本では歴史の古いオイルです。

椿オイルの特徴

椿油の抽出は低温圧搾法(コールドプレス)と溶剤抽出されたものがあり、低温圧搾された椿油は、本来の味や栄養価が損なわれていません。

椿油には、オレイン酸がオリーブオイルよりも多く含まれており、パルチミン酸、ステアリン酸と共に、美容と健康に効果効能を発揮してくれます。

また椿油は、とても酸化しにくいという特徴があり、食用から化粧品、薬、工芸品のつやだしに至るまで幅広く使われています。

椿油の美容への効果効能

昔からヘアケアに使われてきた椿油には、美容への有効成分が多く含まれています。

肌の保湿

オリーブオイルより多くオレイン酸を含む椿油は、肌を柔らかくして、バリア機能を保護しながら保湿し、加齢による肌のターンオーバーの改善に効果が期待できます。

殺菌効果

椿油の殺菌作用が、毛穴に詰まった角質を除去して、ニキビを防ぎながら、肌の潤いを保ってくれます。

ヘアケア

椿油は、ドライヤーの熱や、紫外線、カラーリング、乾燥などから髪を保護し、シャンプー前に頭皮をマッサージすることで、毛穴の汚れを除去して頭皮の新陳代謝を高め、ふけ、かゆみを防ぎながら白髪や薄毛の防止に効果があります。

紫外線をカット

椿油は、紫外線をカットするため、日焼け止めとしてだけでなく、しわやシミ、乾燥などの紫外線によるトラブルを防止、改善する効果が期待できます。

椿油の健康への効果効能

椿油に含まれる豊富なオレイン酸は、健康面でも効果効能があります。

特に、オレイン酸は善玉コレステロールを減らさずに、悪玉コレステロールだけを減少させる作用があり、動脈硬化や心臓疾患などの病気を予防し、また、腸に働きかけて、腸の動きを活発にしてくれるので、便秘が改善されて肥満の予防にもなります。

椿油の使い方

椿油は、スキンケアと食事で体の内と外の両方からアンチエイジングをしながら、美容と健康を維持できるオイルです。

スキンケアへの使用

保湿のためには、洗顔後化粧水をつけた後に、椿油を手のひらに2~3滴とって肌に優しくなじませます。

ボディケアには、入浴後タオルドライをせずに、濡れた体に少しずつすりこんでいきます。

また、メイク落としにもお勧めで、500円玉程の椿油を手のひらにとって、手のひらで温めてから顔全体にい伸ばして、やさしくマッサージをしながら汚れを落とします。

料理への使用

椿油は、とても酸化しにくいオイルで軽くて油切れも良いため、サクサクとした軽い触感の天ぷらを揚げることが出来ます。

どんな料理にもよく合いますが、生でアスパラガスなどの野菜や白身の刺身にかけて、粗塩で味付けして食べるのもおすすめです。

椿油の使用上の注意点

オレイン酸の便秘を改善する効果が、稀におなかを緩めてしまうことがありますから、腸の弱い人は少なめに使いながら様子を見ましょう。

どんなに優秀なオイルでも、オイルは全て高カロリーですから、摂りすぎに注意しながら毎日の料理に利用したいものです。