オリーブオイルで揚げ物はまだ日本ではなじみが薄いようですが、オリーブオイルを使う揚げ物にはメリットがたくさんあります。オリーブオイルを揚げ物に使う良さやおいしいレシピなどをご紹介いたします。

オリーブオイルを使った揚げ物の健康におけるメリット

ヨーロッパでは揚げ物はもちろん、サラダやパスタ、ピザなどにもたっぷりのオリーブオイルを使います。油をたくさん使う料理ばかり食べていて、健康への影響は大丈夫か心配になるかもしれません。しかし、オリーブオイルを使った料理を食べていると心臓疾患系の病気にかかる割合が非常に低くなると言われています。

オリーブオイルには血液中の悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やしてくれるはたらきがあります。そのためたくさんオリーブオイルを摂取しても心疾患にかかりにくいというわけです。

オリーブオイルを使うことでおいしく揚がる

オリーブオイルを揚げ物に使うことで健康面以外にもメリットがあります。他の油とは違って果実から絞られるオリーブオイルは何と言ってもフレッシュなオリーブの香りが特徴です。ほかの種子からとれるオイルはどうしてもこってりした香りが多い印象ですが、オリーブは軽い香りが特徴なので揚げ物に使ってももたれるようなしつこい香りがありません。

また、素材の中に油が浸透する性質がないため、油が染み込みすぎず、食べて重たくなるような揚げ物になりません。逆に素材に早く火を通す性質があるオリーブオイルを揚げ物に使うことで揚げ物が油っぽい仕上がりが気になっている方はオリーブオイルを使ってみることで改善できます。

それでもやはり、気になるのがオリーブオイルの価格です。サラダ油や菜種油と比べて日本では比較的高価なオリーブオイルは揚げ物に使いづらいという側面があるかと思います。そんな時にはフライパンに薄く油を準備して揚げ焼きにすることで油の量を少なく調理することができます。

ミラノ風カツレツの作り方

今回はオリーブオイルが少なくて済む、薄いミラノ風カツレツの作り方をご紹介します。衣に混ぜるパルメザンチーズが濃厚なおいしさに繋がります。

【材料】
豚ロース肉(とんかつ用)…2枚
小麦粉…適量
パン粉(細かいもの)…適量
塩、こしょう…各少々
にんにく(すりおろし)…少々
卵…1個
水…大さじ1
パルメザンチーズ…小さじ4
オリーブオイル…適量

【作り方】

1.豚ロース肉は麺棒などで両面叩いて7mm位の厚さに伸ばして筋を切ります。塩こしょうとおろしたにんにくで下味をつけます。

2.卵と水、オリーブオイルに粉チーズを混ぜたものに1をくぐらせてしっかりとパン粉を付けます。

3.フライパンに1cm深さのオリーブオイルを入れて170度程度に熱し、2を入れて弱めの中火で2~3分両面きつね色に焼く。油をしっかり切って器に盛って出来上がりです。

【ポイント】
豚肉を薄くするときはラップに包んで伸ばすことで肉が破れるのを防げます。油から揚げる直前のタイミングで少し火加減を強めて油の温度を高くすると油切れがよくなります。フレッシュトマトとバジル、ニンニクなどを混ぜたさっぱりしたサルサソースがよく合います。