サラダ油に代わって日常的に使われるオイルとして人気を博しているオリーブオイル、実はこのオリーブオイル、料理だけではなくお菓子にも使えます。オリーブオイルには酸化しにくいオレイン酸が多く含まれており、酸化をおさえる働きのある抗酸化成分が豊富です。この成分は素材そのもののうまみを引き出す効果があるため、オリーブオイルを使って作った焼き菓子は小麦粉などの素材の味が引き出され、ナッツのような香ばしい風味を味わうことが出来るのです。

オレンジとオリーブのタルト

フレッシュなオレンジとオリーブ、地中海の魅力がたっぷりのタルトです。タルト生地に使うのは地中海でうまれたオリーブオイル、いただくときにもフレッシュなオリーブオイルをふりかけて地中海の香りを楽しみます。

【材料】直径9cmのタルトリング5個分

・薄力粉 200g

(A)

・ブラウンシュガー 25g

・粉砂糖 25g

・塩 小さじ1/4

・オリーブオイル 60ml

・全卵 1個

(オレンジクリーム)

・オレンジジュース 250ml

・バニラビーンズ 1/2本

・卵黄 3個分

・グラニュー糖 60g

(B)

・薄力粉 15g

・コーンスターチ 10g

・オリーブオイル 50ml

(トッピング用)

・オレンジ 3個

・ブラックオリーブ(種抜き) 10粒

・オリーブオイル 適量

【作り方】

(下準備)

・タルトリングにバターを塗り、強力粉を振って冷蔵庫に入れておく。

・卵は室温に戻しておく。

・タルト生地用の薄力粉はふるいにかけておく。

・クリーム用の薄力粉とコーンスターチはあわせてふるいにかけておく。

・ブラウンシュガーはかたまりがあれば砕いておく。

・オレンジは皮をむき、小房に切りこみを入れて果肉を取り出す。ブラックオリーブはスライスする。

①タルト生地をつくる。ボウルに薄力粉を入れてAの砂糖と塩を入れて混ぜる。
②オリーブオイルを注ぎ入れ、手ですり合わせて砂状にする。
③②にときほぐした卵を加えて混ぜ合わせ、ひとかたまりにして親指の付け根のあたりを使って手前から押し出すようにしながら案是、均一な生地にする。ひとまとめにしてラップにくるみ、最低2時間ほど冷蔵庫で寝かせる。
④打ち粉をした台に③をのせ、めん棒で3mm厚さにのばし、型より一回り大きく形作る。生地を型にそわせるようにしておき、余分な生地はナイフかめん棒を使用して切り取る。側面を指で押さえて生地と型になじませる。生地の上にオーブンペーパーかアルミホイルをしき、タルトストーンを入れて170℃に熱したオーブンで15分焼く。オーブンから取り出して重しを取り、さらに5分焼く。焼きあがったら網にのせて冷ましておく。
⑤クリームを作る。オレンジジュースとバニラビーンズを鍋に入れて沸騰直前まで火にかける。
⑥ボウルに卵黄、グラニュー糖を入れて泡だて器で混ぜ合わせ、Bの粉類を入れて混ぜる。
⑦⑤からバニラビーンズを取り出しオレンジジュースを⑥に加えて混ぜる。鍋に戻し泡だて器で混ぜながら沸騰するまで火にかける。
⑧⑦を火からおろし、オリーブオイルを加えて混ぜ、つやのあるクリームにする。バットに入れてラップをかけ、冷蔵庫で冷やしておく。
⑨④のタルトに冷えたクリームを入れ、オレンジとブラックオリーブをのせ、オリーブオイルを振りかけていただく。

スペインのアンダルシア地方ではオレンジにオリーブオイルをかける料理がありますが、オレンジとオリーブオイルの相性は抜群です。よく冷やしてフレッシュな香りと風味を楽しんでください。