オリーブの果実を圧搾して作るフレッシュな100%のジュース、それがエクストラヴァージンオリーブオイルです。オリーブオイルはバターよりも沸点が高く、水よりも凝固温度が高いという性質があり、その結果バターで作るお菓子よりも生地の温度が高くなってさっくりした食感が生まれます。今回は、ご家庭にオーブンがなくてもフライパンで簡単に出来る、ナチュラルな素材を使ったレシピをご紹介します。

フランス、ブルターニュ地方の郷土料理「そば粉のガレット」

そば粉を使用したガレットはフランス・ブルターニュ地方で生まれたフランスの家庭料理です。ブルターニュでは、雨が多く小麦の栽培が難しかったことから、昔からそば粉が主食とされてきました。「ガレット」とはフランス語で「丸く薄く焼いた菓子や料理」を指し、パンケーキなども含まれます。一般的にはその代表格として「そば粉のガレット」を意味しているそうです。フライパンの上でハムやチーズ、卵・野菜などをトッピングする食事系からティータイムにおすすめのスイーツ系までガレットはアレンジ自在です。まずは基本の作り方をみていきましょう。

【材料】直径22cmのクレープ 9枚分
・そば粉 65?
・薄力粉 15?
・全卵 2個
・塩 小さじ1/4
・オリーブオイル 大さじ2
・牛乳 250ml

(具材)1枚分
・卵 1個
・ミックスチーズ 50?

【作り方】
(下準備)
・卵は室温に戻す。
・そば粉と薄力粉は合わせてふるいにかけておく。

① ボウルにふるった粉類を入れて中央にくぼみを作り、そこに卵を入れて泡だて器でほぐし、塩を加えて混ぜ合わせる。
② ①にオリーブオイルを注いで混ぜ合わせ、泡だて器で混ぜながら牛乳を少しずつ加えてなめらかな生地にする。ボウルごとラップフィルムをかけて、最低2時間~一晩ほどなじませる。(長時間生地をなじませることで生地の伸びが良くなります。)
③ 熱したフライパンにオリーブオイル少々を入れ、②の生地お玉一杯分を薄く流しいれ、両面を焼く。裏返すタイミングは周りに焦げ目がついて少し剥がれそうなタイミングで裏返すとうまくいく。
④ もう片面も2分ほど焼き、真ん中に卵を割り入れ、ミックスチーズを振りかける。卵が固まる前に4隅を折りたたみ形を整える。
⑤ お皿に盛り付け、お好みでサラダを添えて完成。

基本の具材は卵、チーズ、ハムのようですが、お好みで何を入れても良いです。キノコやベーコン、生ハム、スモークサーモンなども相性抜群です。生地を休ませる工程が必要ですが、焼いた生地は冷凍できますので、時間のある時にまとめて作って冷凍しておくといつでも使えて便利です。

デザート系そば粉のガレット

趣向を変えて甘いデザート系の具材をのせてデザートとしてもいただけます。定番のチョコバナナのレシピをご紹介します。

【材料】
・バナナ 1本
・バニラアイス お好みで適量
・チョコソース 適宜

生地は基本のそば粉のガレットの作り方と同じです。基本の作り方の③までは同じように作って、具材を載せる段階でフライパンからお皿にうつすことだけです。お皿に移して粗熱をとったら、スライスしたバナナをのせ、アイスを添えます。4隅を折りたたみ、仕上げにチョコレートソースをかけて出来上がりです。

他にもクリームチーズ×ミックスベリー、ヨーグルトとフルーツをのせてヘルシーな朝食に、アレンジ自在です。