チュロスは、星形の絞り口で絞り出して揚げた棒状のお菓子です。スペインでうまれたこのお菓子を揚げるのにオリーブオイルは欠かせません。オリーブオイルの風味を生かしたカリッとおいしいチュロスの作り方をご紹介します。

チュロスの歴史

チュロスの歴史は古く、その誕生は17世紀にさかのぼります。チュロスのもとになったとされるお菓子は実は現在も中国で豆乳に付けて食べられる油条という揚げパンだと言われています。大航海時代に中国の南方から海を渡ってヨーロッパのスペインに伝わりました。その後南アメリカに伝わっていきました。

スペインではお祭りの屋台や町なかのバルなどいたるところでチュロスを見かけます。マドリードの人々は朝からチュロス、バルセロナの人々は夕方のおやつにチュロスをチョコレートソースにつけたり、チョコラーテと呼ばれる濃いココアに浸して食べます。スイーツ感覚として食べたり朝食として食べることもあります。甘いチュロスがさらに甘くなりますがこの食べ方がスペインのスタンダードです。

チュロスには欠かせないオリーブオイル

スペイン料理ではパエリアやアヒ―ジョなど多くの料理にオリーブオイルが使われています。オリーブオイルが身近なスペインでは揚げ油にももちろんオリーブオイルが使われます。

オリーブオイルを揚げ物に使うメリットとして早く火が入りカリッと仕上がることが挙げられます。さらに油を数量が少なく風味がよく上がるオリーブオイルはチュロスを作るのに最適な油だと言えます。

もちろんオリーブオイルの爽やかな風味もおいしいチュロスを作る最高の調味料になります。

チュロスの作り方

薄力粉…120g
塩…小さじ1/3
バター…20g
水…200ml
オリーブオイル(揚げ油)…適量
グラニュー糖…大さじ1

【準備】
薄力粉はふるいにかけておきます。
揚げ物用の油を準備します。

【作り方】
1.鍋に水と塩、バターを入れて沸騰させます。均一に溶けるようにバターは角切りにして室温に戻しておきます。
2.鍋を火からおろしてふるった薄力粉を一気にいれ、木べらで粉がなくなるまで手早くまぜます。
全体がまとまったら星形口金を付けたしぼり袋に入れてオーブンペーパーの上に好みの長さに絞り出します。
3.170度に温めたオリーブオイルに2をオーブンペーパーごと静かに入れ、きつね色になるまで揚げます。
4.きつね色になったら油を切って熱いうちにグラニュー糖をまぶして出来上がりです。

【ポイント】

絞るのに使う口金は必ず星形を使います。丸口金だと揚げた時に生地が膨張して破裂する可能性があります。星形にすることで適度に表面がでこぼこになって空気が抜ける狙いがあります。

スペインでは短く揚げたものや長く揚げたもののほかに端と端を繋げた形のチュロスもあります。

きつね色になったら油から揚げる直前に少し火を強めて油の温度を上げると油切れがよくなってよりカリッと仕上がります。グラニュー糖をまぶすときに好みでココアパウダーやシナモンパウダーを混ぜると様々なフレーバーを楽しめます。

日本ではそのまま食べるのが一般的ですが本場ではホットチョコレートに付けて食べるのが定番です。