フランス生まれの躊物ホーロー鍋、「ストウブ」をご存じでしょうか?躊物のホーロー鍋の中にはルクルーゼやバーミキュラ、など様々な種類があり、好みが分かれるところですが、その中でも抜群の熱伝導と保温性を誇り、有名なシェフや料理研究家なども愛用する方の多いという人気のホーロー鍋が「ストウブ」です。その機能性だけではなく、カラーバリエーションの多さや見た目の高級感からも、テーブルコーディネートにも華を添えてくれるという利点から、現在では雑誌などでもよく取り上げられるキッチンツールとなっています。そんなフランス生まれの「ストウブ」の他にはない特徴の一つが「無水料理」が出来ることです。無水料理とはオイルで焼き付け、塩をして蓋をし、蒸すだけの水を使わない調理方法のことです。ぴったりと閉まるように設計されたストウブの重厚な蓋と、その蓋の裏側に施されたピコと呼ばれる小さな突起がなせる、他にはない魅力の一つとなっています。今回はその「無水料理」の簡単なレシピをご紹介します。野菜そのものの素材の味を楽しめる簡単なレシピですので、是非試してみてはいかがでしょうか。

キャベツとベーコンの蒸し焼き

焼き目をつけたキャベツのうまみを十分に楽しめる味わい深い一品です。

【材料】(2人分)
・キャベツ…1/4個
・ベーコン…2枚分
・塩…少々
・オリーブオイル…大さじ1/2

【作り方】
① キャベツは芯をつけたまま二つに切り分け、芯を少しそぐ。
② 鍋にオリーブオイルを入れ、火にかけ、ベーコンをかりっと焼いて取り出す。
③ キャベツを②に並べ、塩をふってふたをする。弱火で5分焼き、返して蓋をして5分焼く。火を止めて5~10分起き、好みの加減に火を通してさらに盛り、ベーコンを散らす。

かぶの蒸し焼き

少し固めの食感に仕上げてかぶのしゃきしゃき感を味わってみてください。

【材料】(2~3人分)
・かぶ…小5~6個
・塩…小さじ1/2強
・オリーブオイル…大さじ1
・バルサミコ…適宜

【作り方】
① かぶは葉を切り落として皮ごと横半分に切る。3株分の葉は3cm長さに切る。
② 鍋にオリーブオイルを入れて中火にかけ、かぶの両面をこんがりと焼く。葉を加えて蓋をし、弱火で2~3分蒸し焼きにする。塩で調味をし、器に盛ってバルサミコをかけていただく。

※バルサミコは電子レンジで少し温めるととろっとした食感になり美味しいです。大さじ1で約20秒(600W)
※残ったかぶの葉はソテーにしたりきざんで浅漬けにしても美味しいです。

トマトの蒸し焼き

様々なトマトを加えて風味に変化をつけます。

【材料】(2~3人分)
・トマト…600g(中・小など数種類のトマトを合わせて)
・オリーブオイル…大さじ2
・塩…小さじ1/2
・岩塩…適宜

【作り方】
① 中粒のトマトはへたをそぐように取り、小粒はへただけ取る。
② 鍋にオリーブオイルを熱して、中粒トマトのへた側を上にして並べ、ふたをして3分焼く。上下を返して小粒トマトを加え、塩をふって蓋をして5~8分蒸し焼きにする。
③ 皿に盛り、あれば岩塩の粒をふりかけていただく。

※このトマトの蒸し焼きは崩して魚や肉のソースとしてもいただけます。

いかがでしたでしょうか?水を使わず野菜の水分だけでいただく「無水料理」をご紹介しました。必要なものは新鮮な野菜、オリーブオイル、塩の3つだけです。余分なものを使わないからこそ楽しめる、シンプルな味わい、「ストウブ」を手に入れたら是非試してみてください。