小麦胚芽オイル(ウイートジャームオイル)とはあまり聞きなれないオイルかもしれませません。

でも、実は多くの効能効果が期待できるとても栄養の豊富なオイルなのです。

小麦胚芽オイルとは

小麦胚芽オイルは、玄麦を精麦にする際に出る胚芽から抽出されたオイルで、基本的に低温圧搾法で抽出されますが、胚芽には13%しか油分が含まれていないため、とても貴重なオイルです。

小麦胚芽オイルの特徴

小麦胚芽オイルは、小麦胚芽の栄養素を余すところなく含んだオイルです。

主な脂肪酸は、リノール酸53%とオレイン酸30%ですが、小麦胚芽オイルが注目される理由は、そのビタミンEの含有量です。

その含有量は、植物オイルの中ではトップで、しかもα、β、γ、δとビタミンEのすべての種類を小麦胚芽オイルは含んでおり、保健機能食品として認定されています。

ビタミンEは、私達人間の体内でも合成されるのですが、小麦胚芽オイルのビタミンEはその合成量の30倍を体内で吸収されます。

小麦胚芽オイルの効能効果

小麦胚芽オイルは、その栄養価から、美容と健康への効能効果が高いオイルです。

美容への効能効果

小麦胚芽オイルは、食べる化粧品ともいわれるほどで、特に抗酸化作用が高く、肌のフリーラジカルの活動を抑えて、老化の始まった肌にハリと弾力を与えるだけでなく、美白効果もあります。

また、小麦胚芽オイルは、ビタミンB2、B3を含んでおり、肌のターンオーバーを正常に保ち、ビタミンEの血行を良くする働きによって、しもやけや乾燥によるひび割れにも効果的です。

健康への効能効果

小麦胚芽オイルの優れた抗酸化力が、肝機能や免疫力を高めたり、血管を柔軟にして動脈硬化、高血圧や、脳卒中などを予防する働きがあります。

小麦胚芽オイルは、高品質の抗酸化剤として、更年期障害、心臓疾患、貧血、肺気腫などの治療にも使用されています。

小麦胚芽オイルの使い方

小麦胚芽オイルの美容と健康への効能効果を実感するには、少しずつ毎日の使用を続けることが大切です。

ボディ、スキンケアへの使用

小麦胚芽オイルを、ボディやスキンケアに使う場合は、香ばしいのですが、小麦独特の香りがするので、気になる人は他のアロマオイルと混ぜて使用したほうがよいでしょう。

ボディには、入浴後、まだ水分が残っている身体にマッサージをしながら擦りこみ、顔には化粧水の後に少量つけます。

加齢によるダメージを受けた肌にハリと潤いが戻ってきます。

食用として使用

小麦胚芽オイルは、どちらかというと酸化しにくいオイルですが、長時間の加熱には向きません。

炒め物や加熱料理の仕上げに使ったり、生でサラダや香ばしい小麦の香りを生かして、グラノーラにかけたり、トーストに塗ってもおいしくいただけます。

小麦胚芽オイルの注意点

小麦胚芽オイルは、アレルギーがほとんどなく、含有成分は安全性が高いと考えられていますが、小麦アレルギーや金属アレルギーの人は、アレルギー症状を引き起こすリスクががありますから、注意が必要です。

また小麦胚芽オイルは、基本的に低温圧搾法で抽出されますが、溶剤抽出、高温精製されたものも出回っていますから、栄養価と安全性を考えて、低温圧搾された小麦胚芽オイルを選ぶべきです。