パスタの本場といえばイタリア、イタリアといえば日本へのオリーブオイルの輸入が有名ですね。パスタとひとことでいっても、その種類は豊富、しかも基本の味さえマスターしてしまえばアレンジも自由自在なので自分好みのパスタを作って楽しむことが出来ます。そんな中でも今回はオリーブオイルを使って、オリーブオイルのおいしさを活かしたパスタレシピをご紹介していきたいと思います。

基本はアーリオ・エ・オーリオ

イタリア語でアーリオはガーリック、オーリオはオリーブオイルのことで、イタリアを含む地中海地方にはこのオリーブオイルとガーリックの組み合わせ料理が必ずある基本中の基本の組み合わせなのです。このアーリオ・エ・オーリオですが、唐辛子を加えればぺペロンチーノ、トマトソースを加えればポロモードというふうにみなさんもお存知のパスタのメニューになります。

アーリオ・エ・オーリオのパスタはオリーブオイルの香り、風味、コクを楽しむことのできるシンプルで贅沢なパスタです。パスタ作りは基本的に同時系列で進めていきます。パスタを茹でる際には塩を入れ、下味をつけます。日本のパスタレシピでゆでる際の塩の量は少なめで調味料に頼っている部分があるので、いつもより多めの塩で茹でるとしっかりとした下味がついておいしく出来上がります。茹であがりの時間を見計らいながらフライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて、ニンニクに色がつくまで炒めます。そこに茹で上がったパスタとパスタを茹でたお湯を少し加え、味をなじませて塩コショウで味を調えます。お皿に盛り付けてイタリアンパセリをちらせば完成です。

トマトのパスタ

イタリアではオリーブオイルを炒めずに最後に回しかけて完成させるパスタがあります。これはいかにオリーブオイルを使いこなしているかを知ることのできるレシピです。

ミニトマト250gの皮をむき、ニンニク1かけとバジルの葉3枚ほど、塩少々と一緒に鍋に入れて30分ほど蒸し煮します。これを茹でたパスタにかけ、オリーブオイルをまわしかけます。パスタの熱で温められたオリーブオイルから、特有の香りが広がり、口に入れるとフレッシュな風味が口いっぱいに広がります。オリーブオイルの個性を知り、好みのオリーブオイルをかけて食べる、オリーブオイル通の食べ方ではないでしょうか。

オリーブオイルでカルボナーラ

カルボナーラというと、日本では生クリームを入れて滑らかさを出しますが、イタリアでは生クリームは使わず、オリーブオイルを使います。また、具に使用したお肉やベーコンの油ではなくオリーブオイルに卵黄を混ぜます。生クリームやお肉の油を使わないのでとてもヘルシーにいただくことが出来るのです。また、オリーブオイルはお肉の生臭さも取り除いてくれます。

基本をマスターしてオリジナルのパスタレシピを

アーリオ・エ・オーリオからカルボナーラまで、オリーブオイルの産地で作られているパスタは、オリーブオイルを深く理解し、上手にレシピに取り入れています。いろいろなオリーブオイルを活かしたパスタレシピを探して、自分の好みにアレンジしていくと、一層オリーブオイルを好きになると思いますよ。