ピスタチオ油とは

ピスタチオ油はピスタチオの果実を原料とした油で、原料は主にイランやトルコ、シリア、アメリカなどの乾燥地で生産されています。ピスタチオは約4000年前から古代トルコやペルシャなどで自生していたといわれていますが、油として使うようになったのはいつ頃からかわかっていません。ただ、海外の生産者を調べると、130年ほどの伝統的製法を守って製品づくりをしているところがあることから、そんなに歴史は古くないと想定されます。

ピスタチオ油の特徴

ピスタチオ油は、他のナッツ油と比べると特に風味が強く、料理に使うと普段とは違う仕上がりになります。緑色であることも大きな特徴です。原料のピスタチオは、ナッツの女王と言われるくらい栄養豊富で、ピスタチオ油も同じように栄養豊富です。まだまだ日本では認知度が低く、店頭では手に入りにくいですが、ネット通販で購入が可能です。しかし、比較的高価です。製造は低温圧搾法で生産されるものが多いです。伝統的な製法を用いているところもあり、ピスタチオを天日干しし、さらに乾かした後、細かく砕き、鉄鎚やかんでローストするなど長い行程を経てから圧搾法で油を抽出しているものもあります。

ピスタチオ油の効果、効能

●目の病気の予防に
ピスタチオ油に含まれ、他の油には含まれないルテイン、ゼアキサンチンという成分があります。ルテインは眼の水晶体にあり、天然のサングラスとも言われ、有害な紫外線やブルーライトを吸収する働きが、ゼアキサンチンには、強い抗酸化作用があり、活性酸素による酸化を防ぐ働きがあります。そのため、白内障、黄斑変性症など目に関わる病気や老眼、目の老化防止に効果的です。

●生活習慣病の予防に
ピスタチオ油に含まれるオレイン酸には、体内の悪玉コレステロールを減らす働きがあるため、心臓病や高血圧など生活習慣病の予防に効果的です。また、ピスタチオ油に含まれるカリウムは、体内から余分な塩分を排出する働きがあり、高血圧予防に役立ちます。

●むくみ改善に
ピスタチオ油に含まれるカリウムには利尿作用があり、むくみの改善に有効です。

●便秘の予防や解消に
ピスタチオ油に含まれるオレイン酸には、腸の働きを促す働きがあり、便秘予防に効果的です。また、食物繊維には腸内環境を整える働きがあり、便秘解消効果があります。

●美容に
ピスタチオ油には、抗酸化作用の強いビタミンE、ビタミンAなどが豊富に含まれています。そのため、シミやシワを予防し、美肌効果が期待できます。

●他にも
上記の他にも、ピスタチオ油には疲労回復効果や、貧血予防、

ピスタチオ油の使い方、食べ方

●お料理に
揚げ物や炒め物に使ったり、サラダなどのドレッシングとして使うことができます。他の油にはない独特の風味がありますが、魚や肉、甘いものとの相性がよいです。オリーブオイルのようにパンにつけて食べたり、ヨーグルトにかけたり、焼き菓子にバター変わりに使うこともできます。

●スキンケアやヘアケアに
美容先進国と言われているイスラエルでは30年以上前からヘアケア用のピスタチオオイル製品が作られていたようです。洗い流さないタイプのトリートメントとして適量を髪に直接つけて使うと、髪のパサつきやごわごわ感、切れ毛、枝毛などのヘアダメージによるトラブルを抑え、予防になります。