カシューナッツとは

カシューナッツとはカシューの種子のことです。カシューナッツの殻から取り出した油は漆に似た光沢を持っているため、塗料の材料としても使われています。また、カシューナッツペーストを使った「カシューバター」は、バターの代用品として菜食主義のヴィーガンや動物性食品を控えたい方々に使われています。また、カシューナッツを原料とするカシュー油も存在するそうです。カシューナッツが世に広まったのは比較的遅く、1850年代と言われています。食用はもちろん、防風林としても使われていました。

カシューナッツの特徴

カシューナッツは生食もできますが、完熟したものは繊細で傷つきやすく、日持ちがしないため産地消費のみとなっています。

カシュー油やカシューナッツの効果、効能

●アンチエイジングに
カシュー油に豊富に含まれるビタミンやミネラルは活性酸素除去の効果があり、抗酸化作用に優れているため肌のアンチエイジングに効果的です。他にもカシュー油に含まれるオレイン酸は肌にも含まれる脂肪酸であるため、皮脂に馴染みやすく、肌を保護し、保湿する働きもあります。

●生活習慣病に
カシュー油に含まれるオレイン酸には強力な抗酸化作用とフリーラジカルというがんの発生を促進するイオンを抑制する作用や、善玉コレステロール値はそのままに悪玉コレステロール値を下げる働きがあり、がんの抑制や心臓疾患など生活習慣病の予防に効果的です。また、抗酸化作用も過酸化脂質の生成抑制に役立ちます。

●骨の強化に
カシュー油に含まれるビタミンKには骨の形成促進や骨吸収抑制の働きがあり、マグネシウムは骨や歯の形成に必要で、銅は丈夫な骨の形成をサポートするためお子さんの成長や骨粗鬆症予防に役立ちます。しかし、これらのミネラル類はあくまで骨の健康を保つ効果があるだけで、実際に骨や歯の材料となるカルシウムは、多くは含まれていないため牛乳や小魚などカルシウムが豊富な食材と組み合わせて食べた方が効果的です。

●疲労回復に
カシューナッツに含まれるビタミンB1は炭水化物を体を動かすエネルギーへと変換する際に必要なチアミンピロリン酸の原料となり、摂取した炭水化物をエネルギーとして体中に行き渡らせて活動をサポートします。また糖代謝が活発化することで、疲労や筋肉痛の原因と考えられている物質の蓄積抑制や乳酸の代謝を高めます。他にも、たんぱく質や脂質の代謝に関わるビタミンB2やB6も含まれており、疲労回復や夏バテ予防にも効果的です。

●便通に
カシューナッツには不溶性食物繊維が多く含まれており、便通を促進します。また、不飽和脂肪酸のオレイン酸には腸に刺激を与える働きがあり、蠕動運動を活発化させたり、便の表面をコーティングして潤滑油の役割を果たしたり、便を柔らかくします。

●他にも
ストレス対策や貧血予防、血流をよくするため冷え性や肩こりにも効果が期待できます。また、月経前症候群や薄毛・白髪対策にも有効です。

カシューナッツの使い方、食べ方

●料理に
中華料理によく使われるように、炒めて使ったり、生カシューナッツをペーストにしたものを使います。しかし、生のものには毒性や刺激性のある成分が含まれているため、高温加熱が必要です。