ギフトで頂いたオイルの存在を忘れて、賞味期限が切れていることに気が付かなかったり、用途に合わせて多くの種類のオイルを買って、使いきれずに放置していたりして酸化させていたということはよくあります。

そして、賞味期限切れのオイルは酸化している可能性が高いですから、料理に使用するのはためらわれます。

そこで、賞味期限切れのオイルを無駄にせずに再利用する方法を考えてみます。

酸化したオイルの見分け方

一般的に食用オイルの発煙点は240°Cですから、普通家庭で揚げ物をしても煙が出ることはまずありませんが、酸化したオイルは約170°Cで煙が出ます。

オイルは、酸化してできる化合物が発生すると粘りが出てきます。過熱していない状態で粘りがあるオイルは、すでに酸化しています。

揚げ物をしているとき、なかなか消えない泡が出てきたら、そのオイルは酸化していると考えてください。

特に、えごま油や亜麻仁油などとても酸化しやすく、加熱には向かないので、粘りが出てきたらすでに酸化して  いると思ってよいでしょう。

賞味期限切れのオイルの再利用の仕方

本来、油汚れは油で落とすものです。メイクのオイルクレンジングもそれと同じ原理です。

頑固な汚れのこびりついた換気扇に賞味期限切れのオイルをたっぷりかけて、そのまましばらく放置してオイルと汚れをなじませ、その後布でふき取ってから、台所用洗剤で洗います。

石鹸を作るのであれば、上記の『酸化したオイルの見分け方』を参考にして、酸化していないか確かめてから作ります。

ただし、石鹸作りに必要な苛性ソーダは劇薬扱いで、薬局でもなかなか手に入りにくくなっていますし、もし手に入った時でも、出来るだけ専門家に直接教えてもらって作るほうが安全です。

キャンプ用品として、サラダオイルを燃料にして使用する簡易ミニコンロも市販されています。

キャンプ用としてだけではなく、災害時にも役に立ちますから、一台ストックしておくと便利です。

また、災害時用にオイルランプを作ることもできます。

https://www.jp-guide.net/bousai/emergency/lamp.html

廃油のリサイクルを推し進めている自治体もありますから、ホームページや広報でで調べてみましょう。

自治体によってはリサイクル用に回収ボックスを設けているところもありますし、石鹸やキャンドルの手作り教室を主宰しているところもあります。

また、回収してくれる団体は自治体に限りません。スーパーマーケットなどの小売店やオイルの製造会社などでもリサイクル用の回収に力を入れている企業もあります。

このような団体で回収された廃油は、農業用の肥料、バイオディーゼルの燃料、またエコロジー粉石けんなど様々な用途に使用されます。

オイルの賞味期限

サラダオイルの場合目安として、未開封のもので、缶入りオイルが2年~5年、瓶入り~オイルが約2年、ペットボトル入りオイルが約1年くらいです。

せっかく健康に良く、料理をおいしくしてくれるオイルですから、出来るだけ新鮮なうちに使い切りたいものですが、もし使いきれなかったとしても、エコロジーとして捨ててしまう前に再利用をする方法を考えてみたいものです。