食用油の捨て方

お中元やお歳暮のギフトとしてもらうことも少なくない油ですが、うっかり賞味期限を切らしてしまった時などには処分に困ります。油は元々賞味期限が長く、未開封だと酸化は遅いかもしれませんが、プラスチック容器に関しては酸素を透過すると言われています。他にも、油は紫外線や高温などでも劣化するため、賞味期限が切れた油を使うことは個人の判断によりますが、あまりお勧めできません。一度開けてみて、臭いがしたり、白く粘り気があると、確実に劣化をしているので、まずは確かめる必要があります。いよいよ油を処分しようというときに、たとえ少量でも流しに捨ててしまうと、水質汚染につながり環境への悪影響につながったり、排水管で油が冷えて固まり、こびりついて、排水管のつまりの原因になってしまいます。そのため、ゴミとして捨てるのが一般的で、お住まいの自治体によってゴミの分別ルールはありますが、大概油は「燃えるゴミ」として処分することができます。ただ、液体のまま燃えるゴミに出してしまうと、漏れたりしたときに大変なため、きちんと処理をしてから、自然発火を避けるために早めに捨てることをおすすめします。また、油の入っていた容器の捨て方も地域自治体のルールに従って捨てるようにしましょう。とはいえ、こまめに賞味期限をチェックし、賞味期限を切らさないことが一番です。

●凝固剤などで固める
少量で、お金をかけても良ければ、凝固剤で油を固めるのが一番簡単で楽な方法です。この時、80度くらいのときに凝固剤を入れるのがポイントです。凝固剤は、スーパーやドラッグストアなどで5~10包入りで数百円で売っています。また、油が熱いうちに油と同量の小麦粉か片栗粉を入れてよく混ぜ、冷めるとゆるく固まるのでそのまま捨てることができますが、食べ物を捨てるために使うのは少しもったいない気もします。

●古新聞紙や古布などで染み込ませる
油をまるまる一本処分しなければならないというときには、空の牛乳パックにキッチンペーパーや古新聞紙、古布を詰め込み、少量水を含ませます。また、効率的に吸収するために新聞を短冊状に切っておく方法もあります。油は温度の高い所に置いていると、自然発火する可能性があるため、水を含ませるとその防止になります。その中に冷めた油をゆっくり注ぎます。そして、牛乳パックの口をガムテープなどで漏れないようにしっかり塞ぎ、ゴミとして出します。牛乳パックがない場合は、レジ袋などを二重にして同様に布や紙を詰めて代用できます。また、週刊誌などの雑誌をそのまま油の入った鍋立てて一晩置くと油を吸い取ります。もし、一晩置いてもまだ油が残っているようであれば、雑誌を逆に立て直してしばらく置き、ビニール袋に入れて捨てます。他にも、紙おむつや女性用ナプキン、パン粉でも代用が可能です。新たに買う物もなく済むので、経済的です。

●リサイクルに出す
最近では自治体や、スーパーなど飲食店の入り口などで無料の廃油回収を行っているところもあり、石鹸や車のバイオディーゼル燃料、塗料、肥料、飼料などにリサイクルされます。食用油は100%リサイクルが可能なので、是非考えてみてください。