菜種油は、サラダオイルの一種で、一般的に使用頻度の高いオイルです。

普段何気なく料理に使っている菜種油は、実はいくつかの健康効果がありますが、菜種油を選ぶときに注意しなければならない点もいくつかあります。

菜種油とは

菜種油は、セイヨウアブラナの種子から抽出されたオイルで、日本最古の油脂ともいわれています。

キャノーラ油と混同される場合が多いのですが、キャノーラ油とは違うものです。

キャノーラ油は、セイヨウアブラナを品種改良して、人体に悪影響を及ぼすといわれる成分であるエルカ酸を含まないキャノーラ種のセイヨウアブラナから抽出されたオイルです。

またキャノーラ油は、遺伝子組み換えの原料で作られている場合が多く、キャノーラ油には遺伝子組み換え食品の表示義務はないのが現状です。

菜種油の特徴

菜種油に含まれるリノール酸とオレイン酸は、血中コレステロールを減少させる働きがあり、動脈硬化や心臓疾患などの予防に効果があります。

ただし、リノール酸の取りすぎは、アレルギーやがんを引き起こす原因と言われていますから、過剰摂取は禁物です。

またオレイン酸は、腸の働きを活発にして便秘を改善する効果もあります。

そして菜種油には、ビタミンKも多く含まれていますが、ビタミンKは骨を丈夫にする働きがありますから、骨粗しょう症の予防に期待ができます。

菜種油の効果的な使い方

菜種油は酸化しやすいオイルなので、揚げ物などには使用せずに、加熱するのであれば炒め物などに使う程度にしておきましょう。

また、ビタミンKを効果的に摂取するためには、小魚や小松菜などカルシウムが多く含まれる食品と組み合わせることで、ビタミンKとカルシウムの相乗効果が期待できます。

菜種油を選ぶときの注意点

スーパーなどで販売されている比較的安価な菜種油の多くは溶剤摘出法で抽出され、高精製されたもので、トランス脂肪酸が含まれている可能性があります。

また、菜種油にはエルカ酸が含まれていますが、エルカ酸はがんや心臓疾患、また消化器系、肝臓などに悪影響を及ぼす可能性があるといわれていますので、菜種油を選ぶときにはエルカ酸の含有率に注意しなければいけません。

一般的に、エルカ酸は5%~8%ほどの含有率であれば問題ないとされています。

これらのリスクを回避出来る安全安心な菜種油は、国産の原料で、国内で低温圧搾法で抽出された一番搾りのものです。

一般の大手スーパーなどでもおいてあるところもありますが、ネット通販などで各地方の一番搾り菜種油が手に入ります。

菜種油の肌への使用

良質の菜種油のオレイン酸は保湿効果に優れているのでお肌の手入れにもヘアケアにも使うことが出来ます。

菜種油の料理への利用

良質の菜種油は、天ぷらなどの揚げ物にも向いていますが、調味オイルとして生でパンにつけたり、温野菜やおさしみにかけても美味しく食べることが出来ますし、バターの代わりにお菓子作りに使えば、コレステロールの心配がありません。

菜種油で美味しく健康な生活

良質な菜種油を選べば、料理の幅も広がってしかも健康へつながります。

菜種油は日本古来のオイルで日本人の味覚に合ったオイルですから、ぜひ毎日の健康生活に役に立てたいものです。