アルガンオイルとは

アルガンオイルとは、8千万年前からモロッコに自生しているアルガンノキになる実の種を原料とした油で、主に低温圧搾して作られます。原産地のモロッコでは、現地先住民のベルベル族が「生命の実」や「砂漠の黄金」と呼び、古くから皮膚の感染症の薬や美容剤、関節のマッサージオイル、食用油などに使われてきました。20世紀後半、ビタミンEの含有量や不飽和脂肪酸量が評価され、化粧品用の基油または油を直接利用されるようになった。製造元によっては、フェアトレードに意識を向けているところもあり、そのようなところでは女性の雇用も生まれています。

アルガンオイルの特徴

刺激が少なく、ベタつかず少量で伸びが良く、美容成分に優れているため、主に髪やスキンケアに用いられることが多い油です。1本の木から1リットルしか採取できず、大変希少な油です。また、抗酸化作用が強く、酸化しにくく劣化に強いです。

アルガンオイルの効果、効能

●美容に
アルガンオイルに含まれるオレイン酸には皮膚や髪の乾燥からの保護や紫外線の吸収の抑制、メラニン色素の定着を防ぐ作用が、力ロチンやフィトステロールには皮膚の老化を改善する作用が、ビタミンEはオリーブオイルの2,3倍含まれていて、抗酸化作用や活性酸素を阻害作用や肌の弾性を増加する作用が、ポリフェノールには皮脂をコントロールする作用がそれぞれあり、しわやシミ、日焼けによるシミ・ソバカスを防ぎ、肌の健康を保つのに大変有効な油です。また、肌の脂質成分とよく似ており、角質層の隅々まで浸透していきます。また、ナッツアレルギーの方がお肌に使用する場合は、事前にパッチテストを行うことをおすすめします。

●生活習慣病に
アルガンオイルに非常に豊富に含まれるビタミンEには、非常に優れた抗酸化力があり、脂質の酸化防止やコレステロールの酸化防止に効果的で、血管の弾力を維持します。また、オレイン酸には、悪玉コレステロールのみを減らす作用があり、動脈硬化や心疾患など生活習慣病防止に有効です。

アルガンオイルの使い方、食べ方

●スキンケアやヘアケアに
日ごろのスキンケアやヘアケアに使うことができます。特に、アルガンオイルに含まれる乳化作用のあるパルチミン酸と、皮脂に多く含まれるオレイン酸により、アルガンオイルは肌によくなじみ、化粧水の前に適量肌になじませることで、化粧水の浸透力が格段に変わります。ヘアケアには、タオルドライ後に髪に適量馴染ませ、ドライヤーで乾かすとしっとりやわらかな髪に仕上がります。他にもマッサージオイルとしてはもちろん、美容液や保湿のためのパックとして使うことができ、お風呂に適量垂らしても効果が期待できます。アロマオイルを混ぜることでオリジナルのマッサージオイルを楽しむこともできます。保湿成分があるので、角質ケアや手荒れ防止にも最適です。乾燥肌や成熟肌に適しているだけでなく、赤ちゃんの肌にも使えるため、ベビーマッサージにも使えます。

●料理に
加熱にはあまり向かないので、サラダのドレッシングなど生で使うことがおすすめです。他にもオリーブオイルのようにパンに付けてみたり、バニラアイスにかけても美味しいようです。