アマランサスオイルとは

アマランサスは南米のペルーが原産で、5000年前の古代インカ帝国時代から食べられていたといわれる程歴史が古く、食用としてはもちろん、さらには宗教儀式にも使っていました。16世紀、宗教的にも重要な意味を持っていた食用のアマランサスの栽培が禁止されましたが、観賞用食物として同じころヨーロッパへ伝わりました。アマランサスは農耕に適さない地でも栽培が可能であるため、インドやネパールなどで栽培が始まり、日本には江戸時代末期に伝わったといわれています。今では大規模ではありませんが、食用として国内でも生産されていて、「赤粟」や「仙人穀」と呼ばれています。

アマランサスオイルの特徴

アマランサスオイルは暗褐色で、主に圧搾法により生成されます。非常に栄養価が高く、NASAが宇宙食に取り入れたり、WHO(世界保健機構)が「未来の食物」と呼ぶほど注目している素材ですが、アマランサスオイルに多く含まれるサポニンは大量に摂取すると、腸の粘膜に穴をあける可能性があります。その状態で摂取した食べ物が直接粘膜の穴から血液中に流れ出すと、アレルギー反応を起こすことがあるため、くれぐれも摂取量には注意が必要です。オーガニック認証されている商品もあります。

アマランサスオイルの効果、効能

●生活習慣病に
アマランサスオイルに含まれる脂肪酸とフィトステロールは、悪玉コレステロール値を正常まで引き下げるの働きがあります。また、強い抗炎症性があり、心臓病などの炎症に起因する病気の予防や、脳卒中後の炎症による不快感の抑止に効果があります。他にも、抗酸化作用のあるペプチドにより、癌の原因となる可能性のある損傷から細胞を守る効果や、血圧を下げる効果、豊富な食物繊維は高コレステロールや高血圧の予防、血糖値の急激な上昇を抑える効果があります。

●美肌に
アマランサスに含まれるスクワレンには、新陳代謝を活発にしたり、血液を浄化する作用があり、美肌効果が期待できます。スクワレンは2,30代を境に減っていき、乾燥肌やシワ・シミ・たるみが増えてしまうので、女性にとっては大切な栄養素です。また、同じくアマランサスに含まれるトコトリエノールは抗酸化作用にすぐれており、美肌や美白効果が期待できます。トコトリエノールにはヒアルロン酸を作る働きもしており、しわや毛穴の黒ずみ、毛穴の開きの改善にも有効です。

●ストレス耐性に
アマランサスに多く含まれるマグネシウムとカルシウムは、二つ合わせて摂取することで抗ストレスや精神安定に役立つといわれています。他にも「抗ストレスビタミン」とも呼ばれるパントテン酸、「ハッピーホルモン」と呼ばれるセロトニン、睡眠ホルモンのメラトニンの原料となるトリプトファンも含まれており、精神安定やストレスの緩和、アトピー性皮膚炎の改善に役立ちます。

●他にも
アマランサスオイルに含まれるミネラルは、貧血予防の助けになります。他にも免疫力の向上や白髪予防、育毛、肝機能の向上、便秘やむくみ予防にも効果的です。

アマランサスの使い方、食べ方

●料理に
サラダのトッピングや白米と一緒に炊くのがおすすめです。若干苦味を感じる可能性があるので、少量ずつ始めると慣れていきます。