グリーンナッツオイルとは

グリーンナッツオイルはペルーアマゾン熱帯雨林の標高の高いところに昔から生息しているインカグリーンナッツを原料とした油で、別名インカインチオイルとも呼ばれます。また、現地ではグリーンナッツオイルはサチャインチと呼ばれています。昔は灯りのための油に使われていたようです。グリーンナッツが現在のように農産物として栽培が開始されたのは、今から10年程前と最近です。2004年にパリで開催された国際食用油コンクールでは金賞を受賞、日本では2006年ごろから雑誌に名前が登場し、注目が集められ始め、今ではネット通販などで手に入ります。

グリーンナッツオイルの特徴

グリーンナッツオイルは色は薄い黄色で、あっさりとしていますが、草のようなにおいと独特の風味があり、好みがわかれるようです。他の油と混ぜて使うと、ややにおいや風味がやわらぎます。グリーンナッツオイル自体は特に野菜料理との相性が抜群で、和食にも違和感なく使うことができます。また、グリーンナッツオイルはえごま油や亜麻仁油と同じオメガ3系脂肪酸の食用油です。オメガ3系脂肪酸はαリノレン酸が豊富に含まれているのが特徴で、これは現代人に不足している脂肪酸だと言われています。値段はやや高いです。圧搾法で作られるものが多く、有機認証をとっている商品や、持続可能な地域開発を目指した取り組みを行っている製造会社もあります。

グリーンナッツオイルの効果、効能

●身体の健康に
グリーンナッツオイルに含まれるαリノレン酸や天然ビタミンEには糖尿病や高血圧、動脈硬化などの生活習慣病の予防と改善に効果があります。天然ビタミンEには血流をよくし、血行をよくする効果があることから、冷え性や肩こり、血栓の改善にも効きます。また、女性ホルモンの分泌を助ける働きもあり、更年期障害の症状緩和や生理不順、生理痛の改善にも効果があります。

●心の健康に
グリーンナッツオイルに含まれるαリノレン酸にはうつの予防と改善に効果があります。

●美容に
グリーンナッツオイルは飲む美容液とも言われているように、成分として含まれるαリノレン酸には美肌、美容効果があります。また、天然ビタミンEには抗酸化作用があり、肌のしみ、くすみの改善や紫外線対策に有効です。肌の代謝促進作用もあり、不要な老廃物を体内から排出するため、にきびなどに効果的です。

●他にも
認知症やアルツハイマーの予防・改善、 脳の神経細胞を刺激し脳の働きを活発化させることにより学習能力や記憶力の向上、花粉症やアトピーなどアレルギー症状の緩和、視力トラブルの改善などが期待されます。また、毎日摂取すると脂肪代謝しやすい身体へと体質が変わっていくため、ダイエット効果も期待できます。

グリーンナッツオイルの使い方、食べ方

●お料理に
炒め油として使うことができますが、グリーンナッツオイルに含まれるαリノレン酸が油に弱いため、長時間煮込んだり、揚げ油には向いていません。また、オリーブオイルのようにピザやパスタにかけると風味もよいです。もちろんサラダにドレッシングとして使うこともできます。テレビ番組ではアイスにかける食べ方が紹介されたこともあります。