オリーブオイルは健康効果が期待できる。こういった話しは、各方面から聞こえてきます。確かに、不飽和脂肪酸のひとつであるオレイン酸が8割を占めるなど、健康志向の方に人気が出るような内容の成分が沢山含まれているのは確かです。

しかし、オリーブオイルが健康に良いということで諸手を上げて喜んでいるだけでは、痛い目にあうだろうということを警告される方もいるようです。それは、いったいどういったことなのでしょうか。

今回、ここではオリーブオイルとトランス脂肪酸について触れてみたいと思います。トランス脂肪酸とは、一体何なのか。オリーブオイルとどういった関係性があるのか。この辺りを、徹底検証していきます。

トランス脂肪酸とはなんだ?

オリーブオイルに含まれる脂は、不飽和脂肪酸と良くいわれています。この脂肪酸には2種類があり、オレイン酸を含む不飽和脂肪酸と、飽和脂肪酸があるのです。問題視されている飽和脂肪酸ですが、トランス脂肪酸がこれに含まれています。炭素の2重結合と呼ばれるものが飽和脂肪酸です。

さて、そんなトランス脂肪酸なのですが、全く無い生活を送るのは良くありません。ただし、大量に摂取してしまうと危険が伴うといわれています。

トランス脂肪酸を多く摂取してしまうことで、血中のコレステロール値が上がる恐れのある、悪玉コレステロールが増加してしまうといわれています。

逆に、善玉コレステロールを減少させる可能性も持っており、動脈硬化などの深刻な病気を引き起こす可能性すら持ち合わせているのです。

オリーブオイルとトランス脂肪酸

不飽和脂肪酸が殆どを占めているオリーブオイルなのですが、トランス脂肪酸が含まれているものもあるので注意が必要です。

オリーブオイルに詳しい方であれば分かるかもしれませんが、新鮮なオリーブオイルだけを使うエクストラヴァージンオイルと、精油されたさまざまなオリーブオイルをブレンドするピュアオリーブオイルにオリーブオイルは分かれています。

どちらもオリーブオイルではありますが、高温高圧で精製されるような品質が高いとはいえないオリーブオイルの場合、トランス脂肪酸を含んでいる恐れがあるので注意してください。

比較的、多く含まれているわけではありませんが、健康に良いと思い込んで大量に摂取するのはリスクが高いので絶対に注意が必要といわれています。

揚げ物総菜に注意

高温高圧で精油されるオリーブオイル。この場合、トランス脂肪酸が含まれている可能性があるとお伝えしました。

高温処理されている脂など、このトランス脂肪酸が含まれている可能性があるので、大量摂取は注意した方が良いでしょう。例えば、出所が全く分からない揚げ物などで、時間がたっているものがあります。

オリーブオイルを使用していると記載してあっても、どんなオリーブオイルを使用しているか分かりません。

さらには、他の低質なサラダ油などが使用されていた場合、注意が必要です。トランス脂肪酸は、摂り過ぎなければ問題はありませんが、できるだけ避けたい方は時間の経った揚げ物総菜は避けた方が良いかもしれません。

信じられるものを使う

今回、オリーブオイルとトランス脂肪酸について説明をしてきましたが、ポイントは高品質なエクストラヴァージンオイルを使うということです。

何が何でもオリーブオイルは健康に良いといわれているからこそ、粗悪な品物も出回り、それが売れてしまうのです。ぜひ、自身で信じられる場所のものを使ってください。