ほとんど毎日料理に使用するオイルは、出来るだけ安全なものを選びたいものです。

米油は安心安全な食用オイルといわれていますが、それはなぜなのか、またどのような栄養があって、健康と美容にどのような効果があるのか探っていきます。

米油とは

米油とは、玄米を白米に精製する過程で出来る米ぬを使用して製造されるオイルですが、原料となる米ぬかは国産米であることが義務付けられています。

なので、遺伝子組み換えや、禁止農薬の使用などの心配がありません。

そして、米油は、玄米本来が持つ豊かな栄養成分が余すところなく含まれている、健康と美容にとても良いオイルといえます。

米油の特徴

米油の主な脂肪酸は、オメガ9脂肪酸(オレイン酸)が約43%,オメガ6脂肪酸(リノール酸)が約37%で、さらに、αトコフェロール、yオリザノール、フェルラ酸そしてトコトリフェノールなど抗酸化作用成分を多く含みます。

そして、他のオイルにはあまり見られないオイルの食物繊維である植物ステロールを含むことでも知られています。

米油の健康への効果

オメガ6脂肪酸とオメガ9脂肪酸のバランスの取れた配合が、、悪玉コレステロールをを減らして善玉コレステロールを増やし、生活習慣病の予防に役に立ちます。

特にαトコトリフェノールは『スーパービタミンE』とも呼ばれ、通常のビタミンEに比べて40倍もの抗酸化力を持つため、加熱による酸化が起こりにくいだけではなく、コレステロールや中性脂肪を低下させる高い効果があります。

さらに植物ステロールの、コレステロールが体内に吸収されるのを防ぐ働きにより、米油は血中コレステロールを下げる効果が植物性オイルの中で最も高いといわれています。

またyオリザノールは、米胚芽や米ぬかに多く含まれているポリフェノールの一種で、血行を促し、脳の機能を低下させない働きが期待されます。

米油の美容への効果

通常のビタミンEの40倍もの抗酸化作用があることで、スーパービタミンEと呼ばれるαトコトリエノールがアンチエイジングの効果を発揮し、メラニン色素生成を抑えて美白に働きかけ、またシミやしわを改善する効果があります。

米油の使い方

米油は、加熱劣化しにくく、サラリとして風味のあるオイルなので、揚げ物も安心して作れますし、しかもほかのオイルで揚げるより油切れが良いのでサックっと仕上がりますし、酸化しにくいので冷めても油臭くならずにおいしさが長持ちします。

生でドレッシングとして使っても、全くしつっこくなく、野菜を美味しく食べることが出来ます。

また、ご飯を炊く時に米油を少しいれると、つやがでて風味が増します。その場合は、米2合に対して米油小さじ半分位がちょうど良いでしょう。

そして米油の酸化しにくいという利点は、揚げ物をした後でも他のオイルに比べると鍋へのこびりつきがとても少なく、 べとつかず汚れを素早く落とすことが出来るという点でも発揮します。

安心安全な米油を選ぶため

安心安全な米油を選ぶためには、米油のボトル表示で抽出方法を知ることが大切です。

『抽出法』と表示のある米油は、ヘルマルヘキサンという溶剤を使用して抽出されたオイルです。

購入する際は、ヘルマルヘキサンが使用されていない『圧搾法』と表示されている米油を選びましょう。