ヘンプシードオイルとは

ヘンプシードオイルは大麻の実を原料とする油で、ヘンプナッツオイルや麻の実油とも呼ばれます。薬物としての大麻は葉や麻などを原料とするため別物であり、ヘンプシードオイルには薬物のような成分は含まれていないので安全です。原産は中央アジアで、油は圧搾法で精製されます。

ヘンプシードオイルの特徴

色は鮮やかなエメラルドグリーンで、ナッツのような香りがします。また、口当たりはとろりとしていて、風味の余韻が長く残ります。大豆や牛乳の代わりにもなるくらいタンパク質が多く含まれ、必須アミノ酸においては9種類すべてが含まれています。脂質もバランスよく含まれていて、他にも鉄や銅、亜鉛、マグネシウムなどのミネラル、ビタミンE、食物繊維が豊富で、栄養満点です。栄養素が多く含まれる一方で、血液凝固を遅らせる効果もあるため、血液凝固剤を服用している方は、出血が発生する可能性があります。必ず掛かり付けのお医者さんに相談をして摂取するようにしてください。熱に弱く、加熱調理には向きません。開封後は冷暗所で保管します。

ヘンプシードオイルの効果、効能

●アレルギーに
ヘンプシードオイルに含まれるαリノレン酸には抗アレルギー作用や抗炎症作用が、γリノレン酸にはアトピー性皮膚炎の症状を緩和する効果があり、欧米では薬として使われているところもあります。

●美容に
ヘンプシードオイルに含まれるαリノレン酸とγリノレン酸には抗炎症作用があり、肌の健康を保つ働きをします。また、ビタミンEが多く含まれ、抗酸化作用が強く、老化防止すなわちアンチエイジングの効果が期待できます。さらに、食物繊維も豊富で、便秘による肌荒れを防ぎます。高い吸収性や浸透力、保湿力があり、直接肌に塗布するのも効果的です。

●女性の悩みに
ヘンプシードオイルに含まれるγリノレン酸にはホルモンバランスを整える働きや、紫外線や乾燥などの様々な外敵から肌が劣化するのを防ぐ働きがあり、月経前症候群特有のイライラやむくみなどの体の不調、生理痛や更年期障害の症状を緩和する作用があります。

●生活習慣病に
ヘンプシードオイルに含まれるαリノレン酸には、動脈硬化を防ぎ、高血圧などの生活習慣病を予防する働きがあります。また、γリノレン酸には中性脂肪やコレステロールを正常化する働きもあります。他にも、アミノ酸の一種であるアルギニンは血圧低下や心臓病リスクを減らす働きをします。

●ダイエットに
ヘンプシードオイルに含まれるαリノレン酸には、血液をサラサラにし、代謝をアップする働きがあります。

●他にも
認知症やうつ病の予防、アトピーなどのアレルギー疾患の抑制にも効果的です。また、食物繊維が豊富なため、胃腸の働きを活性化し、便秘を解消します。他にも、脳や目の網膜の健康維持、胎児の脳の発育、アトピー性皮膚炎や気管支ぜんそくうつ病にも効果的です。

ヘンプシードオイルの使い方、食べ方

●料理に
加熱に弱いため、揚げ物には向きません。サラダなどのドレッシングとして生で摂るか、出来上がった料理の仕上げとしてかけて食べると効果が発揮されます。また、相性が良い食材は、牛肉や豚肉です。

●スキンケアやヘアケアに
日ごろのスキンケアやマッサージ、髪のケアに使うことができます。