大豆油とは

大豆油は大豆の完熟種子を原料とする油で、サラダ油の一種で、採油後の大豆かすは家畜飼料や肥料に使われます。世界レベルで見ても大豆油の生産量は上位を占めており、アメリカでは植物油消費量の半分以上を占めています。また、日本では菜種油に次ぐ消費量となっています。採取の方法としては、油分が少ない辞め圧搾法は向いておらず、溶媒抽出法が主に使われていますが、この製法は身体に危険性を及ぼすトランス脂肪酸を精製してしまう可能性があるとされています。トランス脂肪酸による身体への影響として肥満をはじめ、免疫力の低下、動脈硬化、悪玉コレステロール値の増加、癌、不妊、アレルギーなどが心配されています。また、精算はほとんど日本国内で行われている者の、原材料はほぼ100%が輸入で、その多くがアメリカで生産されており、遺伝子組み換えの可能性が高いです。遺伝子組み換え食品は身体の機能を低下させると言われており、大豆油の利用にはそれらを含めた個人の判断が必要です。他にも注意すべき点として、大豆アレルギーを発症してしまうこともあるので、食べてかゆみなどの反応が出た場合には十分な注意が必要です。

大豆油の特徴

大豆油は安価で薄い黄色をしており、風味や匂いが少なく、天ぷらなどの揚げ油やドレッシングなどに向いています。また、水素を添加することで固形化できるため、マーガリンの原料に使われたり、大豆油の特徴である乳化性を利用し、マヨネーズなどにも使われています。食用以外にも、合成樹脂や塗料、石鹸などの工業製品の原料にも使われています。酸化すると不飽和脂肪酸が身体に悪影響を与える可能性が高いため、できるだけ空気や光、熱を避けて冷暗所で保存することが大切です。

大豆油の効果、効能

●生活習慣病の予防に
新鮮な大豆油に含まれるリノール酸とオレイン酸は、血液中のコレステロール値を減らし、心疾患や動脈硬化症、高血圧などの予防や改善に効果的です。しかし、油が酸化してしまうと、不飽和脂肪酸が毒性の物質となり、逆に動脈硬化症や癌を発症してしまうため、鮮度のよい油を選ぶことや、油の再利用はしないこと、過剰摂取は避けるなど注意が必要です。

●胃腸の不調に
大豆油に含まれるオレイン酸は、胃酸の分泌を促し胃腸の調子を整える効果があります。

●アンチエイジングに
大豆油に少量含まれている大豆レシチンには細胞膜を作る働きがあり、若返りの栄養素とも呼ばれています。他にも、大豆油に含まれるビタミンEには抗酸化作用があり、肌や血管の老化を防ぎます。また、保湿効果もあるため、乾燥を防ぎ、美肌づくりにも役立ちます。

●骨粗しょう症に
大豆油に含まれるビタミンKには骨を強くする働きがあるので、骨粗しょう症の改善に期待が持てます。

大豆油の使い方、食べ方

●揚げ油や炒め油に
無臭でクセがなく安価なため、揚げ油や炒め油に最適です。酸化すると身体に悪影響を及ぼす可能性があるため、再利用は避けた方がよいです。

●生食に
サラダのドレッシングとして使うことができます。

●スキンケアに
直接肌に塗布したり、マッサージなどに使うと乾燥などに効果があります。しかし、酸化しやすいので石けんの材料には向きません。