ピーナッツオイルとは

ピーナッツオイルは落花生の実が原料の植物油です。原産は南アメリカと西インドですが、今日では世界中の熱帯や亜熱帯の国々で栽培されています。昔から食用に栽培されていましたが、油として使われ始めたのは遅く1814年から使われ始めたと伝わっています。

ピーナッツオイルの特徴

ピーナッツオイルは他のどの植物油よりも高温に強く、220度まで加熱しても成分が壊れないことが特徴です。植物油は比較的高温に弱いものが多く、限界温度以上熱すると有毒な物質が発生します。また、オリーブオイルやアーモンドオイルと比較的成分が似ており、それらより安価に手に入ることから代替品としても使われます。ほのかにピーナッツの香りがし、炒め物や揚げ物に使うとコクが出、消化にもよいため中華料理によく使われています。まだまだ日本の店頭などでは見かけませんが、ネットショップなどでの購入が可能で、価格は100g100~400円ほど、日の当たらない冷暗所で保存するのがよいです。

ピーナッツオイルの効果、効能

●生活習慣病の予防に
ピーナッツに多く含まれている不飽和脂肪酸の一つであるオレイン酸は、悪玉コレステロールを減少させる効果が、ポリフェノールには抗酸化作用があり、動脈硬化や高血圧の予防に効き目があるとされています。

●消化器官の改善に
胃もたれや胸やけの予防など消化器官の鎮静や潰瘍の改善、便秘の予防・改善にも効果があります。海外では赤痢や腸閉塞などの治療にも使われているようです。

●鎮痛剤として
関節炎やリウマチなどの痛みに効きます。マッサージオイルとして使うとよいです。

●やけどに
軟膏としてよく使われ、やけどに効きます。

●不妊症対策に
ピーナッツオイルに含まれるビタミンAとEは、不妊症対策の補助に使われることがあります。しかし、ビタミン類は扱いが難しいので注意が必要です。

●女性の悩みに
ピーナッツオイルに含まれるビタミンEは高い抗酸化作用をもち、老化を防ぐ効果があります。他にも、 血管を綺麗にし、血行の改善、更にはホルモンバランスを整えます。そのため、冷え症や肩こり、肌のシミ、くすみを防ぐ効果も期待できます。

ピーナッツオイルの使い方、食べ方

●炒めものや揚げ油に
炒めものに使う際には、よく加熱をしてから食材を炒めることをおすすめします。また、高温に強く、有毒物質が出にくいため、揚げ物に向いています。他の油を加えて風味の変化を楽しむこともできます。

●ドレッシングに
サラダにそのままかけても大丈夫です。

●石けんやそのまま塗ってスキンケアに
低刺激で、しっとりとした石けんになります。他の油よりも少しリノール酸が多く、その分酸化しやすくなっていますので、気を付けてください。お風呂上りに適量をそのまま塗ってマッサージしても保湿の効果があります。お顔にも、化粧水の前や美容液と混ぜて使う、はたまたスキンケアの最後に使うなど、実際に試してみて使い心地のよいタイミングを自分で見つけるのもよいでしょう。また、ピーナッツオイルが含まれるスキンケア製品を乳幼児に使用すると、ピーナッツアレルギーの発症が約8倍増加するという研究結果もあるので注意が必要です。ピーナッツアレルギーのある方はピーナッツオイルも摂取したり、塗布してはいけません。