日本で売られているオリーブオイルは、大きく分けて2種類、「エクストラバージン」と「ピュア」と呼ばれているものに分けられます。日頃何気なく選んでいるオリーブオイルも実は詳しい違いを知らずに選んでいるかもしれません。その違いはどこにあるのか、詳しくご紹介していきます。

精製オリーブオイルとは

ピュアオリーブオイルとは精製オリーブオイルとバージンオリーブオイルを混ぜたオイルのことをいいます。バージンオリーブオイルはオリーブを絞ったそのままのオイルのことを指しますが精製オリーブオイルとはどんなオイルのことでしょうか。
オリーブの果実からオイルを絞ったものをバージンオリーブオイルといいますがその中で酸の含有量の少ないものが最も上質なエクストラバージンオイルです。エクストラバージンオリーブオイルを含む4種類に分類されていて、一番下のランクのものを「ランパンテバージンオリーブオイル」といいます。
実はこのランパンテバージンオリーブオイルは不純物が多く含まれていてそのままでは食用に不向きのため、精製の必要があります。この精製したランパンテバージンオリーブオイルのことを精製オリーブオイルと呼びます。

ピュアオリーブオイル

ピュアオリーブオイルのベースとなる精製オリーブオイルは精製されることによって不純物だけでなく香りや風味も取り除かれてしまいます。そこにバージンオリーブオイルを足すことでオリーブオイルらしい香りのオイルが出来上がります。
ピュアオリーブオイルにはブレンドする比率の明確な決まりはありません。簡単にいえば精製オリーブオイルがほとんどの所にほんの少しのバージンオイルが入った程度で価格が安いものも多くありますが、香りが薄くほとんどオリーブの風味がありません。
一方でバージンオイルが多くブレンドされているオリーブオイルらしさを強く感じるピュアオリーブオイルも存在します。
ピュアオリーブオイルと呼ばれているのは日本国内だけで世界的にはオリーブオイルと表現されています。

ピュアオリーブオイル向きの料理

ピュアオリーブオイルの香りや風味の特性上、お料理の仕上げにかけるカルパッチョやサラダにはあまり向きません。もちろんカルパッチョやサラダに使うことも可能ですが、オリーブオイルの香りが少ないピュアオリーブオイルはエクストラバージンオリーブオイルを使用した時ほどオイル本来の香りや風味を楽しむことができません。
しかし、パスタを作るときのニンニクを炒めるのに使ったり、オムレツのように卵を焼いたりする時はピュアオリーブオイルが活躍します。この場合オリーブオイルの香りが強すぎないので料理の邪魔をせず、自然なおいしさと風味を楽しむことができます。
また、アヒ―ジョやオイルフォンデュのようにオイルをたくさん使うものにもピュアオリーブオイルが向いています。クセが少なくあっさりとした風味を味わえます。

ピュアオリーブオイルの栄養

ピュアオリーブオイルは精製した油を使っているので栄養がないのか、というとそういうわけでもありません。ピュアオリーブオイルには化粧品などにも使われる不飽和脂肪酸の一種で美容には欠かせないオレイン酸がたくさん含まれています。

スーパーで手に入るおすすめピュアオリーブオイルランキング

スーパーに行くとオリーブオイルの棚にたくさんの種類が並んでいて迷ってしまうこともあります。一般的なスーパーで手に入るオリーブオイルになじみがなくても手に取りやすいピュアオイルを中心にご紹介します。

1位:BOSCOオリーブオイル(日清オイリオ)

日清オイリオのBOSCOオリーブオイルはどこのスーパーでも手に入れることができ、リーズナブルな価格のピュアオリーブオイルです。イタリアで育ったオリーブの風味と香りはそのままに、 純度の高いオリーブオイルをブレンドすることによってまろやかを残しつつさっぱりとした口当たりが特長です。オリーブオイル独特のクセがないのでどんな料理にも使いやすく、初めてオリーブオイルを使う方にも好まれる味です。
そのまろやかな風味は焼きものからパスタなどの妙め用などさまざまな料理に抜群に相性がよいことも1位になった理由です。(500ml 税込581円)

2位:オリーブオイル(味の素)

味の素のオリーブオイルは鮮度にこだわった新鮮なオリーブの風味が適度に香る使いやすいピュアオリーブオイルです。
用途は揚げものをはじめ炒めものなどどんなお料理とも相性がよく、コストパフォーマンスがよいので値段を気にせず使うことができます。お得な400ml(税込744円)なら揚げ物にも安心して使えます。ほかにも使いやすい200ml(税込328円)に加えて卓上で使える70ml(税込138円)のミニボトルがあるのも便利です。

3位:PILIPPO BERIO オリーブオイル(味の素)

イタリアのトスカーナで生まれたオリーブオイルの名門メーカー「PILIPPO BERIOオリーブオイル」は空気に触れないような特殊な輸入方法で絞りたてのオリーブオイルの風味をそのまま閉じ込めたオリーブオイルです。ビンに小分けしてから輸入するよりも酸化しにくく新鮮なオリーブの風味を保つことができます。
まろやかで使いやすく、サラダや揚げ物など幅広く料理に使えます。ほかと比べると並んでいるスーパーが比較的少なく、3位となりました。(250g 税込519円)

4位:さらっと軽~いオリーブオイル(日清オイリオ)

その名の通りオリーブオイル独特のくせがなく、さらっと軽いおいしさが味わえるのが「さらっと軽~いオリーブオイル」です。サラダ油や菜種油などいつもの油に代えて、毎日気軽に使えるオリーブオイルです。
100%オリーブオイルなので健康維持に大切で酸化にも強いオレイン酸を約70%含んでいて成分的にも満足の数値です。オリーブオイル特有の香りや辛味は苦手でも健康を考えて生活に取り入れたい方にぴったりなオイルです。(900g 1,034円)

5位:ユーロリーブオリーブオイル(味の素)

味の素の「ユーロリーブオリーブオイル」はエクストラバージンオリーブオイルの香りを残しつつキャノーラ油ブレンドした使いやすいオリーブオイルです。豊かな風味のエクストラバージンオリーブオイルのブレンドが、パエリアやパスタをはじめあらゆるお料理の味を引き立てます。
もちろん生食にもよく合い、カルパッチョやマヨネーズなどのドレッシングにも最適です。(900g 887円)