ココナッツオイルとは

ココナッツオイルとは、文字通りココナッツの油ですが、ココナッツとは何かというと、「ココヤシ」のことです。このココヤシの果実の内部にある胚乳という部分から精製される油をココナッツオイルと言い、別名「椰子油」とも言います。インドネシア、フィリピンなど東南アジアで、紀元前から使われていると言われ、日本では2015年頃から美容や健康に効果があると話題になっています。

ココナッツオイルの特徴

風味としては、他の油よりも甘みや香りが強い油です。特性としては比較的高い温度で固まりやすく、室温が20度以下だと固形になっていしまい、20~25度ではクリーム状、25度以上では透明の液体となります。成分としては中鎖脂肪酸やラウリン酸、食物繊維が含まれています。一般的な植物油には長鎖脂肪酸が多いところ、ココナッツオイルは中鎖脂肪酸が多く、その特徴として吸収した脂肪をエネルギーに変える働きがあることがあげられます。また、一言にココナッツオイルと言っても、様々な種類があり、ココナッツオイルだけでなく、バージンココナッツオイルやエクストラバージンココナッツオイルなど高品質のものや、有機認証を取っている製品、ココナッツオイルの独特な香りを控える製法を採用している製品もあります。高品質のものは無精製、無添加、非加熱抽出のものが多く、普通のココナッツオイルよりも栄養分が豊富です。

ココナッツオイルの効果、効能

●ダイエットに効果的

ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸により脂肪の蓄積を抑えることができます。近年話題になった「ケトン体ダイエット」は2週間の間、炭水化物の摂取を控え、身体を動かす際に、糖分ではなく脂肪をエネルギー源にすることで脂肪燃焼を促すダイエットです。中鎖脂肪酸は体内に入ると吸収され、ケトン体と呼ばれる物質を作り出すため、脂肪燃焼を促進するとしてココナッツオイルが注目されています。また、ケトン体自体に食欲抑制の効果があります。

●便秘の解消

ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸の腸のぜん動運動を促す働き、ラウリン酸の腸内の免疫力を高め腸内環境を整える働き、食物繊維の腸内の善玉菌を活発にする働きにより、便秘解消効果があります。

●免疫力を高める

ココナッツオイルに含まれるラウリン酸には、免疫機能を高める働きがあると言われています。

●冷え性の改善

ココナッツオイルに含まれるビタミンEには、毛細血管の血液の流れの改善効果あり、冷え性の改善が期待できます。

●美肌効果

ココナッツオイルにはビタミンEが多く含まれており、アンチエイジング効果があります。

ココナッツオイルの使い方、食べ方

●マッサージや保湿クリームとして

体内からではなく、皮膚に直接塗りこむことでも美肌効果を期待できます。赤ニキビやアトピー性皮膚炎の症状の緩和にも効果があるとされています。シワやシミ、毛穴ケアにも効果的です。

●ヘアケアとして

シャンプー前のヘッドマッサージや、傷んだ部分を中心に髪に塗布するヘアパックにより、頭皮や髪の毛の感想を防ぎます。

●やけどや擦り傷の対処として

殺菌作用・抗炎症作用があるので、ガーゼをココナッツオイルに浸し患部に当てると効果があります。

●口内トラブルの予防として

歯周病の予防としても効果的な「オイルプリング」。インドの伝統医学・アーユルヴェーダを起源とする健康法の一つで、スプーン1杯のオイルを口に含み、飲み込まないよう15分ほど口内をゆすいだあと、吐き出します。オイルで口内の汚れを溶かし、排出することで口臭対策にもなると言われています。

●食用として

手軽な使い方として揚げ物をする際の油に使う、トーストに塗る、ドレッシングに使うなど、普段の油やバターの代わりに使う方法や、温かいコーヒーやお茶に混ぜて飲むこともできます。