サラダ油とは

サラダ油とは菜種・大豆・とうもろこし・ひまわりの種・ごま・紅花・綿実・こめ・ぶどうの9種の原材料のうち、いずれかを用いて精製し、サラダ用ドレッシングに使うために低温でも固まりにくくさらりとした植物油の総称で、JAS規格基準である「0度の温度で5.5時間放置しても濁らないこと」を満たしたもののことを指します。具体的には油に含まれる天然成分である蝋(ろう)成分を取り除いているようです。また、上記の9種の原材料のうち2種類以上を混ぜて精製する油は調合サラダ油と言います。日本独自の油で1924年に日清オイリオが「日清サラダ油」の販売開始をしたことが起源と言われています。スナック菓子やおせんべいで見かける「サラダ味」はサラダ油が由来です。

サラダ油の特徴

サラダ油は他の植物油と比べて、トランス脂肪酸をやや多く含むため、油の再利用などには注意が必要です。トランス脂肪酸は長期間摂取すると動脈硬化や狭心症などの心臓血管疾患やアレルギー、アルツハイマー、がんなどの発症率があがります。また、酸化しやすく、サラダ油に含まれるオメガ6系脂肪酸は適度な摂取ではよい効果が期待できますが、過剰摂取は身体に悪影響を及ぼすので、十分な注意が必要です。油の再利用が難しいため、廃棄する場合には新聞紙や市販の油処理商品に吸わせて捨てたり、油が固まるものを使うなどして、お住まいの地域のゴミ収集ルールに合わせて廃棄しましょう。最近ではスーパーなどで再利用するとして回収している自治体もあります。

サラダ油の効果、効能

―コレステロール値の減少に
サラダ油に含まれるオレイン酸、αリノレン酸はコレステロール値を減少させる効果があり、中性脂肪が身体に溜まるのを防ぎますが、過剰摂取すると逆に身体に害を及ぼすため、摂取には注意が必要です。

●美容に
サラダ油に含まれるビタミンEには血液の流れをよくし、老化の原因とされている活性酸素の働きを抑える効果があります。そのため冷え性の改善やアンチエイジングに向いています。

●骨を丈夫に
サラダ油に含まれるビタミンKはタンパク質と一緒に摂取をすることで吸収力が向上します。ビタミンKには止血や骨を丈夫にする働き、動脈の石灰化を予防する働きがあります。

サラダ油の使い方、食べ方

●生食に
名前の通りサラダのドレッシングやマヨネーズの原料として使うことができます。

●炒めものや揚げ油に
他の油と同じように使うことができますが、他の油と比較をしても加熱により劣化しやすく、長時間高温にすると過酸化脂質という身体に悪い油となってしまいます。油の再利用や古い油の利用は動脈硬化や肌荒れ、脳の認知機能低下などの原因になる可能性があるため、気を付ける必要があります。また、オイルスプレーを使うと、余分な油を使わずに済み、健康にも良いです。

●車の掃除に
食用の他にも、サラダ油は車のタイヤのホイール掃除に向いています。ホイールにつく汚れはブレーキダストと呼ばれ、市販のブレーキダスト除去剤もありますが、匂いがきつくホイールを傷つけてしまう可能性もあります。化粧のクレンジング剤と似たような感覚で汚れに塗布し、少し時間を置き汚れを浮き上がらせたあとに、軽くスポンジなどでこするだけで汚れをとることができます。