サフラワー油は、割と使用頻度の高いサラダオイルの一種です。

昔から美容と健康に効果があるといわれてきましたが、注意しなくてはいけない点もあるようです。

サフラワー油とは

サフラワー油はキク科の植物サフラワーの種子から抽出されたオイルです。

サフラワーは、日本では紅花と呼ばれ、昔から染料や口紅の原料として使用されてきましたが、現在では主に食用オイルとして利用されています。

サフラワー油の特徴

現在サフラワー油は、2種類のタイプに分かれています。

従来からあるサフラワー油は、リノール酸が77%含有されていて高リノール酸型と呼ばれ、以前は、リノール酸が必須脂肪酸であるため健康に良いとされていたため、健康に良いオイルとされてきました。

でもその後研究により、リノール酸の過剰摂取は、アレルギーや生活習慣病の原因になる恐れがあることが報告され、現在は、紅花を品種改良して作られた、オレイン酸が72-79%含まれるハイオレイックと呼ばれる高オレイン酸型のサフラワー油が人気があります。

また、ハイオレックタイプのサフラワー油にはビタミンEも多く含まれています。

サフラワー油の健康効果

ハイオレックタイプのサフラワー油に多く含まれるオレイン酸は、胃酸の分泌を調整して胃潰瘍や胃酸過多を予防する効果があります。

また、オレイン酸にもリノール酸にも血中の悪玉コレステロールを減少させる働きがあるので、動脈硬化、高血圧、などの生活習慣病の予防や改善に効果が期待出来ますし、関節炎などの慢性の病気を予防する働きがあります。

オレイン酸には腸の活動を活発にする活動働きがあるので、便秘にも効果的です。

そして、サフラワー油に含まれるビタミンEが毛細血管を広げて血行を良くする働きがあるので、女性に多く見られる冷え性を改善する効果があります。

サフラワー油の美容への効果

オレイン酸とビタミンEが多く含まれているハイオレックタイプのサフラワー油は、抗酸化効果が高いので、化粧品にも使用されることがあります。

その高い抗酸化効果が活性酸素を取り除き、シミやしわなどの予防や改善をしながらアンチエイジングに効果を発揮します。

またオレイン酸は、とても肌に近い成分なので、肌に浸透しやすく保湿効果が長持ちしますし、湿疹や肌荒れにも効果があります。

そしてサフラワー油を料理に使って体内に取り入れることによって、体の内側から活性酸素を除去しながらアンチエイジングも期待できます。

サフラワー油の料理への使用

ハイオレックタイプのサフラワー油はとても酸化に強いので、揚げ物も含めてほとんどどんな料理にもしようできますが、従来タイプの高リノール酸サフラワー油は、出来るだけサラダのドレッシングなど生で使用するのがおすすめです。

サフラワー油の注意点

リノール酸は必須脂肪酸ですが、接種過剰摂取するとアレルギーなどを引き起こす原因となりますから、高リノール酸タイプのサフラワー油の使用量や使用頻度には注意しなければいけません。

また高リノール酸サフラワー油は酸化しやすいので、必ず冷暗所で密閉して保存し、出来るだけ早く消費しましょう。

値段の安いサフラワー油の中には、溶剤抽出法で抽出されたものや、高精製されたものがおおくありますが、有害物質やトランス脂肪酸が含まれている場合がありますから、表示をよく見て選びましょう。