オリーブオイルはオリーブの実を絞っただけのフレッシュなオイルです。他の食用油とは違い、化学処理などの手が加わっていないオイルなのでナイーブなイメージがありますね。最後まで成分を劣化させることなく、しかも美味しくいただくためにはオリーブオイルの正しい保存方法を知っておく必要があります。 オリーブオイルを保存しておく入れ物はどのようなものがよいのでしょうか。

オリーブオイルの特徴

オリーブオイルはオリーブの実を絞っただけのフレッシュジュースのようなもので、すぐに劣化してしまいそうですが意外と安定しています。それはオリーブオイルの主成分であるオレイン酸をはじめ、ポリフェノールやビタミンEといった抗酸化作用に優れた成分が豊富に含まれているからです。

賞味期限は国際基準と日本での基準は異なりますが、国際基準では未開封で1年から1年半、日本の基準では2年となっています。

直射日光や熱に注意

オリーブオイルは紫外線が苦手です。入っている容器が透明な瓶の場合には周りにアルミホイルを巻くなどして直射日光が当たらないよにしましょう。また、オリーブオイルは高温も苦手です。コンロのそばなどに置いておくと勝手は良いですが、オイルの劣化が早まってしまいます。直射日光の当たらない涼しいところに保管しましょう。

ただし、冷蔵庫での保管はおすすめできません。オリーブオイルは5度以下になると結晶ができます。このこと自体には問題はないのですが、使用するたびに何度も冷蔵庫から取り出して結晶を繰り返すと味や香りが落ちてしまいます。

入れ替えは最小限に

オリーブオイルは空気に触れることで劣化していきます。他の容器に詰め替える際や、栓がコルクのものなどは酸素に触れる機会が多くなってしまい劣化も早まります。ペットボトルは酸素を通す素材でできているので保存には適していません。最近ではオリーブオイルようにステンレス製のボトルが作られているそうです。

揚げ油で使用した際に、次回にとっておく場合には口の狭い瓶に入れて酸素に触れにくくする工夫をしましょう。

購入の際にも要チェック

質の良いオリーブオイルを選ぶ際に、オリーブオイルの入れ物から分かることもあります。まず、入っている容器です。透明な瓶やペットボトルに入っているものは熱や光で劣化している恐れがあります。遮光瓶や箱に入っているものを選びましょう。

入れ物の他にも底に澱の溜まっているものは要注意です。澱はオリーブオイルの欠陥となる要因になるからです。しかし、澱が必ずしも悪いかというとそうではなく、オリーブの中でも収穫時期にだけ作られるノヴェッロというオリーブオイルがあります。ノヴェッロはその年に収穫されたオリーブの実の一番搾りのオイルをろ過をせずに販売されるため、これこそフレッシュオリーブジュースというくらいオリーブの成分がそのまま凝縮されている高品質なオリーブオイルです。ろ過などの処理がされていないので劣化も早く、購入したらすぐに使い切ることをおすすめします。

オリーブオイル入れと鮮度

オリーブオイルは入れ物をしっかり選び正しく保管すれば、味も風味も長く楽しめます。最後までおいしく使い切りましょう。