オリーブオイルが健康やダイエットによいといわれ、積極的に摂っていらっしゃる方の中には太ってしまうというデメリットを気にしていらっしゃる方も多いかと思います。身体によいはずなのに太ってしまっては意味がないですよね。正しい摂り方を知って上手に取り入れましょう。

オリーブオイルのカロリー

食物性油脂類に分類されているオリーブオイルのカロリーは、調合油、ごま油、ココナッツオイル、パーム油といった他の食物性油脂類と同じで100gあたり921キロカロリーです。また、バターやマーガリン、マヨネーズの代わりにオリーブオイルを使用している場合でも、バター大さじ1杯は89キロカロリー、マーガリン大さじ1杯は91キロカロリー、マヨネーズは大さじ1杯84キロカロリーとなっており、オリーブオイル大さじ1杯の111キロカロリーの方が高くなっています。マヨネーズに関しては、カロリーカットのものもありますので、もっと低いカロリーのものもあります。

オリーブオイルの効果

カロリーだけで見てみると他の食物性油脂類とは変わらず、バターやマヨネーズに比べると高いという結果になりました。しかし、オリーブオイルは使い方次第で、それらのオイルより身体によい効果と、太るどころかダイエットにも期待できるオイルです。

まず、調合油やマーガリンは、精製過程において化学処理をします。その時に身体に害のあるトランス脂肪酸が発生してしまいます。オリーブオイルはオリーブを絞っただけの化学処理をしていないオイルなのでトランス脂肪酸の発生もなく、オリーブの栄養分がそのまま含まれています。

オリーブオイルの主成分であるオレイン酸は一価不飽和脂肪酸といって酸化しにくい性質をもっており、ビタミンEやポリフェノールと合わせて抗酸化力に優れています。オレイン酸には悪玉コレステロールを減らしたり、満腹中枢を刺激して食事の量を減らせる効果もあります。その他にも血圧や血糖値の低下、動脈硬化や心筋梗塞の予防、便秘解消やダイエットといった効果が得られます。

太らない摂り方

オリーブオイルが身体によいと分かるとついつい多めに摂ってしまいますが、そこが落とし穴です。多く摂ったからと言って効果が倍増するわけではないのです。むしろオリーブオイルには大さじ1杯でも111キロカロリーというカロリーがあります。オリーブオイルは朝、夕おおさじ1、2杯摂ると良いとされていますが、これに加え食事にもオリーブオイルをふんだんに使っていては太ってしまうのもうなずけます。食事とは別にオリーブオイルを飲んでいる方は、この1、2杯のカロリー分を肉類の脂分を取ったり、フライものを控えるなどして食事で調節して減らさなくてはいけません。

オリーブオイルも油です。身体に良いからといってむやみに摂るのではなく、規則正しい食事や、適度な運動といった日常全体のバランスを整えてオリーブオイルを摂ることが大切です。また、オリーブオイルに頼るだけで、揚げ物やアルコールを多く摂ってしまっていたりと肝心の食生活が乱れていては太ってしまいます。今までの食生活で間違ったオリーブオイルの使い方をしていなかったかもう一度見直してみましょう。