オリーブオイルは身体によいということで、生でそのまま食べたり、パンやパスタにかけたり、炒め物や揚げ物といった料理に使用することがほとんどかと思われます。しかし料理だけでなく、バターや食用油の代わりにお菓子にも使用することができるのです。今回はお菓子作りにオリーブオイルを活かせる方法をご紹介します。

バターのかわりに

バターの代わりにと思い浮かぶのは同じ形状のマーガリンではないでしょうか。しかし、ちょっと待ってください。確かにマーガリンは植物性の油脂を化学的処理をしてバターに似せて作られたものですが、化学処理される工程でトランス脂肪酸が発生してしまいます。

トランス脂肪酸は体内に摂り込まれると悪玉コレステロールを増加させ、善玉コレステロールを減少させてしまいます。その結果血液がドロドロになり動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞といった疾患になりやすくなってしまいます。その他にもアレルギーやアトピーといった皮膚疾患を促進したりと身体に悪影響を及ぼす脂肪酸です。

そこで、身体に危険な物質の含まれているマーガリンよりも、形状は違いますが栄養成分が豊富で身体に悪影響のないオリーブオイルを代用することをおすすめします。バターの代わりに液体のオリーブオイルを使う際にはバターのgの80%の量のオリーブオイルを目安にしましょう。

身体に嬉しい効果も

バターからオリーブオイルに切り替えることで、オリーブオイルに含まれる身体に有効に働く成分を摂取することが出来ます。具体的には、トランス脂肪酸やポリフェノール、ビタミンEといった強い抗酸化作用を持っている成分が活性酸素や過酸化脂質の生成を抑制してくれるので、善玉コレステロールを減らすことなく悪玉コレステロールを減少させたり、血行を良くして血液の流れをよくして動脈硬化や心筋梗塞、高血圧の予防にもなります。

腸の運動を促進させて蠕動運動を活発にし排便を促す効果とともに、腸内をスムーズに通れるように潤滑油の役割と便の水分の調節も行ってくれます。また、オリーブオイルに含まれる不溶性食物繊維が腸内で発酵して分解されると腸内細菌を増やし腸内フローラを整える手助けもしてくれるので便秘解消にも効果的です。便秘が解消されると肌荒れやできものも無くなり美容にも効果的です。

美容には便秘解消だけでなく抗酸化作用のある成分によって活性酸素が減り、新陳代謝も促進されるのでアンチエイジング効果もあります。

お菓子に適したオリーブオイル

お菓子作りには質の高い成分が豊富に含まれているエキストラバージンオリーブオイルを使用することをおすすめします。また、オリーブオイルには独特の香りと風味があります。オリーブオイルは香りや風味の強さの違いによってストロング(インテンス)タイプ、ミディアムタイプ、ライトタイプの3つに分けることができます。香りや風味が軽いのはライトタイプになりますので、気になる方はライトタイプでお菓子を作ってみてください。それでも気になる場合はバニラエッセンスやハーブを加えたり、リキュールを使用してみましょう。

バターやマーガリンの代わりにぜひ一度、オリーブオイルを使ってお菓子を作ってみてください。健康によいのはもちろん、新しいおいしさに出会えるかもしれませんよ。