オリーブオイルには健康に良いとされる成分がたくさん含まれています。生活習慣病の予防や美容効果、便秘解消と多岐にわたり、その効果も雑誌やテレビやインターネットといろんなところで紹介されています。その中でも今回は、腸への効果について見ていきましょう。

腸内を整える

オリーブオイルは吸収されにくい性質があり、腸内のすみずみまでいきわたります。オリーブオイルは腸内で潤滑油の役割をして便をスムーズに運ぶことができ、適度な水分を保ち固くなるのを防ぎます。また、抗酸化作用によって腸壁を保護してくれる働きもあります。

オリーブオイルに含まれる不溶性食物繊維は腸内で発酵し分解されると腸内細菌の餌となって腸内細菌を増やし、腸内フローラを整える手助けをしてくれます。

オリーブオイルにはいくつか種類がありますが、腸内に効く成分がたくさん含まれているエキストラバージンオイルを使用しましょう。

便秘解消

便秘解消の目的でオリーブオイルを摂っていらっしゃる方も多いのではないかと思います。オリーブオイルは腸の蠕動運動という動きを活発にし、老廃物を運ぶのを助ける働きがあります。また、便に必要な水分と食物繊維も含み、排便をしやすくしてくれます。

ストレスや緊張、冷えも便秘の原因になってしまいます、ストレスや緊張で交感神経が活発になり、腸の動きが悪くなってしまうからです。オリーブオイルのオレイン酸は交感神経に働きかけ、腸の運動を促してくれる働きがあります。また、末梢神経を広げて血行を良くすることで、腸の血流もよくなり腸を温めることが出来ます。

気を付けて頂きたいのは、オリーブオイルを摂るだけでは改善しきれないということです。食生活を見直して、野菜と果物から食物繊維を摂取し、水分を十分に摂り、適度な運動をして腸を動かすことも大切です。脂っこいものやアルコールは控えましょう。

便秘解消でヨーグルトや納豆を摂っていらっしゃる方は、オリーブオイルをかけて召し上がっていただくと、より効果が発揮されます。

オリーブオイルで腸活

オリーブオイルの摂りすぎはお腹が緩くなったり、カロリーオーバーになってしまいます。食事とのバランスも考えて1日大さじ2杯程度を目安にオリーブオイルで腸活しましょう。

腸の病気を防ぐ

オリーブオイルの主成分であるオレイン酸は悪玉コレステロールを減少させることによって、動脈硬化や脳梗塞といった病気の発症を軽減させる働きがあり、抗酸化作用によって活性酸素を減らし、細胞が傷つくのを防いでくれるので、大腸がんの予防にも効果的です。

オリーブオイルは胃に留まる時間が短く、小腸にとどまり腸の運動を促してくれます。そのため胃酸過多にならず、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防になります。

オリーブの摂り方

便秘に効くオリーブオイルの摂り方は、朝か夜、または両方に大さじ1杯のオリーブを飲むという方法です。朝は1日の始まりで腸も動き出す時間。このタイミングにオリーブオイルを摂ることで、腸の働きを促して、朝食から身体に必要な栄養素を吸収しやすくしてくれます。夜にオリーブオイルを摂ると、寝ている間に腸内を整えてくれるので、翌朝スッキリと排便することができます。体質に合った方法を見つけてください。