健康や美容、ダイエットにオリーブオイルが効果的だと話題になっています。試してみたいけど、オリーブオイルは油なので特に体内脂肪やダイエットを意識されている方はカロリーが気になってしまいますね。そこで今回はオリーブオイルの気になるカロリーと、身体への影響について見ていきましょう。

気になるカロリーは

オリーブオイルのカロリーは100gあたり約921キロカロリー。実際に料理に使う量でみてみると大さじ1杯で111キロカロリー、小さじ1杯は37キロカロリーになります。このカロリーは他の食用油と比べても同じくらいなので普段の料理油としてオリーブオイルを使用したからといって高カロリーになるということではないようです。

次に油の代わりに使用されることのあるバターやマーガリンはどうでしょうか。バター大さじ1杯は89キロカロリー、マーガリン大さじ1杯は91キロカロリー、ちなみにマヨネーズは大さじ1杯84キロカロリーとなっています。マヨネーズはカロリーカットのものも販売されているのでカロリーだけで見てしまうと、オリーブオイルのほうが高カロリーです。

オリーブオイルは太る?

カロリーだけ見てみるとオリーブオイルは太ってしまうというイメージがありますが、健康やダイエットに効果的だといわれているのはなぜでしょうか。それは、オリーブオイルの成分にありました。

サラダ油はアブラナや綿花、トウモロコシといったものが原料になっており、これらを混ぜ合わせた混合サラダ油もあります。サラダ油は凝固しないように化学処理が行われているものがほとんどです。加熱や化学処理を行うことでトランス脂肪酸が発生してしまいます。このトランス脂肪酸がアレルギーや動脈硬化などの身体に悪い病気を引き起こし、太ってしまう原因にもなっているのです。エキストラバージンオリーブオイルはオリーブの実を絞ったそのままのため、化学的処理を行っておらず、トランス脂肪酸が含まれていません。

オリーブオイルの主成分となっているオレイン酸には悪玉コレステロールを低下させたり、胃腸の働きを良くしたり、抗酸化作用によって細胞を守ってくれたりと、生活習慣病予防、美容効果、ダイエット効果といった身体によい働きがたくさんあります。

また、シトステロールによって食事で取り入れた中性脂肪の吸収を抑えたり、オレオカンタールという成分は炎症を抑える抗炎症作用や、アメリカの大学の研究ではがん細胞にも効果的に働くという研究結果が出ているそうです。

本物のオリーブオイルを使おう

オリーブの実を絞っただけのフレッシュなオイルは化学分析と官能検査によって酸度が0.8%以下、官能試験で欠陥が1つもないと判断されたものに対してのみエキストラバージンオイルと認められています。しかし、この基準は国際きじゅんであって、日本では適用されていません。日本ではもっと高い酸度のもので、少し質の劣るオリーブオイルに対してもエキストラバージンオイルと表示して販売しているものがあります。

オリーブオイルの1日の摂取量は大さじ1~2杯です。健康に良いからとたくさん摂るのではなく、正しく使用して健康な身体づくりやダイエットを行いましょう。