アトピーとはアトピー性皮膚炎の略で、このアトピー性皮膚炎にオリーブオイルが効くと噂になっています。健康や美容にも有効的な効果があるということで一目置かれているオリーブオイルですが、アトピーに対して一体どのような効果を発揮してくれるのか見ていきましょう。

アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎はアレルギー体質や皮膚の乾燥によってバリア機能が弱くなると、皮膚の角層に現れる炎症で、強いかゆみや湿疹、かぶれを起こしてしまいます。この症状は繰り返し起こり、なかなか治りません。

アトピーは首や手足の関節の内側、おでこ、目、口、耳のまわりにできやすく、重症化すると浸出液によって皮膚の表面がじゅくじゅくし、そのうち皮が剥け、ごわごわした皮膚になってしまいます。アトピーの原因は肌への直接的な刺激の他、便秘、ハウスダストや食べ物、美容液や化粧品、皮膚の乾燥や汚れや汗、紫外線と複数あります。

アトピーに効くオリーブオイルの成分

アトピーの改善には腸内機能と皮膚改善が重要だといわれています。

オリーブオイルの主成分であるオレイン酸はオリーブオイル中の脂肪酸の70%以上を占めています。悪玉コレステロールを減少させる作用など健康にも効果のある成分です。このオレイン酸がアトピーにも有効な働きをしてくれます。オレイン酸は小腸に長く留まり腸の蠕動運動という動きを促進し、老廃物と混ざりあって便に必要な水分を保持し腸内をスムーズに通れるようにして、排便を助ける働きがあります。また、緊張やストレスで交感神経が刺激されて腸の運動が悪くなるのも改善してくれます。オレイン酸と合わせて不溶性食物繊維が腸内フローラを整える働きをし、アトピーの原因の一つである便秘を解消してくれます。

オレイン酸は肌の成分にも40%ほど含まれいる成分なので、オリーブオイルは肌に馴染みやすく保湿効果がります。ビタミンEやビタミンA、スクワランやポリフェノールもオリーブオイルに含まれる有効な成分で、ビタミンEは皮膚から直接吸収することができ、角質硬化や保湿効果、紫外線の防御作用、抗炎症作用もあります。ビタミンAは皮膚や粘膜の健康を維持してくれる働きがあるので、肌荒れやかさつきを予防してくれます。

スクワランは人の肌にも存在している成分です。お肌に浸透しやすい成分で、酸素を運搬して新陳代謝を高めてくれます。汗と混ざることによって皮脂膜を形成し、肌への刺激をガードしてくれます。ポリフェノールには抗酸化作用と抗菌作用があります。

このように、オリーブオイルにはアトピー性皮膚炎を改善してくれる成分がたくさん含まれているのです。

質の良いオリーブオイルを使用しましょう

オリーブオイルにもいくつか種類があります。アトピー改善には質の良いエキストラバージンオリーブオイルを選ぶようにしましょう。古いオリーブオイルやエキストラバージンオリーブオイル以外のものだと肌が荒れてしまう可能性があります。また、オリーブオイルの成分が強すぎたりして肌に合わなかった場合アレルギーを引き起こしてしまうこともあるので、使用前には必ずパッチテストを行うか、医師に相談してから使用するようにしましょう。