オリーブオイルはダイエットや美容に効果的という部分が注目されていますが、それ以外に血糖値を改善できるという効果が期待されています。
ここではオリーブオイルと血糖値改善の関係について解説します。

オリーブオイルが血糖値を改善する理由

オリーブオイルは血糖値を改善するといわれていますが、それはどういったメカニズムなのでしょうか。
良いという情報に流されているだけでは、過剰摂取をしてしまったり効果的な摂取方法が分からなかったりして、結果的にトラブルの原因となってしまいます。
オリーブオイルはオレイン酸が多く含まれています。このオレイン酸は一価不飽和脂肪酸という脂肪酸です。
オレイン酸は悪玉コレステロールを下げる効果があり、血液がサラサラになることが期待できるので動脈硬化や心臓病、高血圧等の予防にも効果的だということが報告されています。
また、オレイン酸には、インスリンの分泌を活発にして血糖値を下げる効果もあります。
インスリンはすい臓のランゲルハンス島の、β細胞でつくられます。血糖値の上昇を体が確認した後、その血糖値の上昇を抑制するためにインスリンが分泌されるのです。
つまり、オレイン酸を摂取すると、食事によって上昇した血糖値の抑制が活発になり、血糖値を正常値へと改善していくのです。
このオレイン酸を多く含んでいるオリーブオイルを上手に摂取することが、血糖値の上昇を抑制することにつながります。
また、オリーブオイルの利点は、持続力にあります。
血糖値の上昇が抑えられたとしても、直ぐに胃の中で吸収されてしまった場合、オレイン酸を頻繁に摂取しなければなりません。しかし、オリーブオイルの場合はすぐに消化されないために長く血糖値の上昇を抑えられるのです。

オリーブオイルの上手な摂取の力

血糖値の改善にはオリーブオイルが良いのですが、毎日しっかりと摂取し続けなければなりません。品質の高いエクストラヴァージンオリーブオイルを飲むのも良いですし、オリーブオイルをサラダなどにかけて使うのも良いでしょう。
また、毎日の食事のすべてにオリーブオイルを使って作ることをおすすめします。味わいに多大なる影響も与えずに、バランス良く毎日摂取することが可能です。比較的、安価なオリーブオイルでも信頼できるブランドのものを購入すれば問題はありません。

血糖値を上げる食事を控える

オリーブオイルを摂取していれば、血糖値をいきなり上げるような食事をしても大丈夫、ということではありません。
あくまで、そういった時でもオリーブオイルがあれば、急激な上昇を抑えられるということだけです。常日頃から、血糖値の急激な上昇は控えられる食事をし、そこにオリーブオイルを組み込むことが大切となってくるのです。
料理に他の油の代用として使用する際には、過剰に入れすぎなければ摂取量を気にする必要はあまりありません。
しかし、料理にかけたり飲んだりと生で摂取する場合は、分量に気を付けましょう。生で摂取する場合は、1日に大匙2~3杯を目安に摂取するようにして、過剰に摂りすぎないよう注意しましょう。