オリーブオイルには便秘に効く成分がたくさん含まれているため、便秘解消ができるとインターネットや雑誌でも数多く紹介されています。便秘で悩んでいらっしゃる方なら一度は目にしたことがあるかもしれません。今回は便秘解消に対してのオリーブオイルの正しい活用法をみていきましょう。

オリーブオイルが便秘に効く理由

オリーブオイルには主成分となるオレイン酸といわれる一価不飽和脂肪酸が含まれています。このオレイン酸は腸の運動を活発にする働きと、便の通りを良くしてくれる働きがあります。

オレイン酸の他にも、便秘に効くビタミンEや不溶性食物繊維も含んできます。ビタミンEは自律神経に働きかけて腸の運動を促し、末梢血管を広げて血行をよくすることで、腸を温める手助けをしてくれます。不溶性食物繊維は消化吸収されにくい食物繊維で、便に必要な潤いを保ち、腸内で発酵、分化されるとビフィズス菌などの腸内細菌を増やす手助けをします。このことにより、腸内フローラを整えてくれます。

オリーブオイルの量

オリーブオイルも成分は違いますが、油脂類に分類される油です。摂りすぎるとカロリーオーバーになってしまいますし、少なすぎては便秘解消に効かなくなってしまします。

便秘解消のために1日にに摂取すると良いとされるオリーブオイルの量はエキストラバージンオイル大さじ1、2杯とされています。自分の体質やコンディションに合わせてオリーブオイルの量を調節してください。

エキストラバージンオイルというのは、オリーブの実から搾取されて厳しい化学分析、官能検査を受け、化学分析で酸度が0.8%以下、官能検査では欠陥が1つもないと判定されたオリーブオイルのことを指します。しかし、これは国外での基準であり、日本で販売されているオリーブオイルは日本の基準によって、精製されて質の悪いオリーブオイルと配合しなおしたオリーブオイルをエキストラバージンオイルと表示して販売しているものがありますので注意が必要です。

オリーブオイルと合わせて飲むと良い食品

食品の中にはオリーブオイルと合わせて摂ると良い食品がたくさんあります。まずはオリーブオイルの産地である地中海地方にちなんでレモンです。レモンの酸味が消化器官を刺激して、腸内運動を促してくれます。また、オレンジも排便をスムーズにしてくれる働きがあり、食物繊維も多く含んでいます。

次に干し柿です。干し柿には豊富な食物繊維が含まれており、オリーブオイルのリノレン酸と一緒に摂ることで質の良い便を作り排便も促してくれます。

ヨーグルトも腸内を整えてくれると評判の食品です。メーカーによって入っている乳酸菌が異なるので、自分の腸内細菌に合ったヨーグルトを探して、オリーブオイルを合わせて摂ることで腸内フローラを整えつつ便秘解消することができます。

もう1つ、ダイエットでも注目を浴びていたバナナには食物繊維とカリウムが豊富に含まれています。消化器官を滑らかに通り、器官の保護をしてくれます。また、ガスや膨満感といった不調の改善もしてくれます。

焦らずに続ける

オリーブオイルは市販の下剤のように即効性はありません。体質によっては早く効果が表れる方もいらっしゃいますが最低でも2週間は様子を見つつ焦らずに続けてみましょう。