油を使ったクレンジングの方法

オリーブオイルやごま油、えごま油、ココナッツオイル、椿油、馬油などをクレンジングオイルとして使うことができます。メイクだけでなく、皮脂が酸化して油汚れになってしまったものや、大気中の汚染物質まで落とすことができ、鼻の黒ずみなどにも効果があります。ほとんどの市販のクレンジングオイルには界面活性剤が含まれますが、油を使ったクレンジングには界面活性剤はもちろん添加物が含まれているものは少なく、天然成分の効果を期待できます。どの油を使っても、手順に大きな違いはありません。適量を乾いた手に取り、体温で温め、乾いた顔全体に広げて化粧を浮き上がらせるように比較的皮膚の厚い額と鼻から先になじませていき、あご、目元、口元とクルクルとマッサージをします。アイメイクは落ちづらいため、オイルクレンジングの前にポイントメイクリムーバーや拭きとりタイプの化粧落としで落とす方が仕上がりがきれいになります。その後、水で洗い流すのではなく、キッチンペーパーやティッシュで油を吸うようにふき取ります。力を入れてごしごししてしまうと、肌が傷つくため、優しく行います。仕上げに蒸しタオルを何度かあてて拭き取り、いつものように洗顔フォームや石けんで洗顔をします。蒸しタオルを使うときも最初のふき取り同様、優しく行います。

油を使ったクレンジングの特徴

油を使ったクレンジングは乾燥が気になる方や、洗顔後のツッパリ感が気にある方に向いています。あらゆる油は保湿力や、肌をやわらげる効果があり、必要な皮脂を奪い過ぎない利点があります。仕上がりがしっとりとするため、さっぱり、すっきりした洗い上がりが好みの方にはあまり向きません。また、油によってはニキビに向かない油もあるので、注意が必要です。

油の選び方や使い方、特徴

●オリーブオイルを使ったオイルクレンジング
食用として販売されているオリーブオイルは、肌につけるために作られているわけではないので、スキンケア用に精製されている油を選ぶことをおすすめします。また、スキンケア用のものは独特のにおいもおさえられています。オリーブオイルは母乳に含まれている脂肪など、人の脂に近い成分のため、肌にやさしいです。また、オリーブオイルに含まれるオレイン酸には、保湿力を高める効果があります。

●ごま油を使ったオイルクレンジング
インドの伝統医学では薬やマッサージに使われてきた歴史があり、クレオパトラも愛用していたと伝えられています。ごま油に含まれるゴマリグナンには強力な抗酸化作用があり、アンチエイジングに効果的です。クレンジングに使うごま油は、透明な太白ごま油がおすすめです。焙煎せず生絞りなので無味無臭で、スーパーでも手に入ります。また、ごま油を美容に使うには酸化防止のために加熱処理が必要です。鍋で弱火で加熱するか、湯せんをし、90度になったら火を止め、冷めたら遮光瓶に入れ、冷暗所で保管しましょう。

●ココナッツオイルを使ったオイルクレンジング
液状化されたものを使います。目の下のくすみや、顔の色むらなどが改善され、アンチエイジングに効果的ですし、抗菌作用やUVカットの効果もあります。また、そのような肌への効果を期待する場合は、エクストラバージンタイプを選ぶことをおすすめします。