オイルフィルターとは

オイルフィルターは、主にレストランや惣菜店、居酒屋、ファーストフード店等で使われている食用油をろ過するフィルターのことで、車のエンジン用のオイルフィルターと区別するためにも食用油ろ過フィルターとも言われます。揚げカスを除去することで、油の酸化や劣化を防ぎ、油を長く使うことができるようになり、経済的です。家庭で使う場合には油こし器や油こし紙を使用します。家庭用の油こし器の中には、活性炭が内臓されているものも中にはあります。ネットショップの中には油こし器専門店もあり、様々な油こし器を見比べるのも面白いでしょう。

家庭でオイルフィルターを代用するには

使い終わった油は固めるタイプや吸わせて廃棄するタイプもありますが、テンプルティッシュペーパーやキッチンペーパーがあれば、自宅でも揚げ油を濾すことができます。そうすることで油を再利用できるため、ゴミが出ず環境にもいいですし、経済的です。濾し紙として使うものは、安いものでも十分で、厚手のものだとその分油が吸われてしまうので、薄いもので構いません。使う物によって、かかる時間も変わります。油こし器がなくても、ペットボトルを横半分にカットし、口のついた方を逆さにし、キッチンペーパーなどをセットし、漏斗のようにして使う方法や、コーヒーフィルターを使う方法、ざるとボウルを使う方法があります。また、濾すまえに大きな油かすを取り除いておいたり、できるだけバラバラにした冷ごはんやじゃがいもの皮を、揚げ物直後の温度の高い油に入れると油かすを取り除くことができ、油の劣化防止になります。他にも水溶き片栗粉や梅干しを入れる説もあるそうです。また、酸化した油により、体内の活性酸素や過酸化脂質が増えることになります。活性酸素は体の中を酸化させ、体内の器官の機能を悪くしていき、過酸化脂質はもっと悪質だと言われています。体内の代謝機能が落ち、動脈硬化やガンなど生活習慣病の原因にもなりかねないため、油の再利用をするには酸化しにくい油を選んだり、自分なりに油を使うルールを決めるとよいでしょう。

油を濾すタイミングは

油が熱い方がサラサラしていて、早く漉すことができますが、揚げ物直後の油は熱くてやけどの心配がありますし、家庭で行う場合はペットボトルやプラスチック製品が溶けてしまう恐れもあるため、50度くらいに下がってからでも大丈夫です。濾したあとは、油を冷ましてからできるだけ空気に触れないようにふたをし、直射日光の当たらない冷暗所に保存することをおすすめします。

濾した油はいつまで使えるか

自分での判断になりますが、大体は3,4回で、新しい油を足しながら使うとよいそうです。油の劣化や酸化については油の臭いを嗅いでみての判断になります。常温では気にならなくても、加熱すると臭うこともあるので、その場合は酸化が進んでおり、身体に悪影響を及ぼします。他にも、色が濃くなったり、揚げる際の泡が消えない、180度程度で煙が出る、油に粘り気が出る、揚げ物の風味が悪くなるなどが油の劣化のサインです。また、胃腸の弱いひとには古い油を使うと体調が悪くなる場合もあるので、様子を見て使うことをおすすめします。