ごま油は私たちの身近にあり、特に中華料理には欠かせません。

その普段何気なく使っているごま油には、優れた健康効果と美容効果がありますから、少し意識して使ってみましょう。

ごま油とは

ごま油が抽出されるごまは、原産地である東インドから中国、インドやアフリカ、南アメリカなどに渡り、現在は世界の多くの国で栽培されています。

ごま油は、ゴマを炒ってから抽出された茶色い油と、炒っていない白いゴマから抽出された太白油との2種類があります。

ごま油の特徴

ごま油は、セサモール、セサモリノール、ビタミンEという抗酸化成分を含み、さらにセレンというビタミンEの60倍もの抗酸化作用のある成分を含んでいるため、とても安定したオイルです。

また、ごま油のセサミンも抗酸化物質ですが、セサモール、セサモリノール、ビタミンEなどが血中で抗酸化作用を発揮するのに対し、セサミンは、肝臓で抗酸化作用を発揮します。

ごま油の健康効果

ごま油に含まれているリノール酸とリノレン酸が、血中コレステロールを下げる効果があります。

また、セサモール、セサモリノール、ビタミンEとセレンの抗酸化作用が血液の循環を促し、血管を丈夫にして、身体のアンチエイジングに役に立ちます。

セサミンも体内の活性酸素を押さえながらアンチエイジングし、さらに直接肝臓に働きかけて肝機能を向上させると言われています。

ごま油はまた、活動しにくくなった腸の働きを活発にして、便秘の悩みを解消する効果があります。

ごま油の美容効果

美容のために肌に使う場合は、香りや味のない太白油を使用します。

優れた抗酸化作用でアンチエイジング

ごま油には、何種類もの抗酸化成分が含まれているため、『若返りのオイル』もと呼ばれることがあります。

肌につけることで毛細血管を通して体内に入り、新陳代謝が良くなることで細胞の老化を防ぎます。

肌の再生力

肌への浸透力がとても良いので、肌を柔らかくして、さらに再生させます。

紫外線をカット

ごま油は、日焼け止めとして紫外線から肌を守り、日焼け後の炎症を抑える効果があります。

頭皮と髪のケア

ごま油の抗酸化作用が、頭皮をきれいにして毛穴の汚れを取り除き、抜け毛や白髪の原因である頭皮の老化を防ぎます。

また髪の表面と毛先につけることで、紫外線やストレスでダメージを受けた髪にハリとコシを与える効果もあります。

体の中から肌の再生をする

ごま油の抗酸化作用はデトックス効果も期待が出来、食事で摂取することで体の新陳代謝を活発にして細胞が生まれ変わるのを助けてくれることで、肌の再生につながります。

太白油はキュアリングして肌に使用する

抗酸化成分であるセサモール成分は、焙煎することで発生するので、焙煎されていない太白油を使用する場合は、キュアリングという作業をする必要があります。

キュアリングとは、太白油を100°cまで加熱して、そのまま冷まして保存することをいいます。

ごま油の料理への効果的な使いかた

ごま油は、酸化しにくいので、『江戸前』にも使用されるほどですが、美肌作りやアンチエイジングにはパプリカやキャベツ、ブロッコリーなどビタミンCを多く含む野菜と一緒に使うと、肌のコラーゲンの生成を助けるので、お勧めです。