ココアバターはチョコレートとして食べるのが一般的ですが、ココアバターに含まれる天然成分は化粧品や薬品など幅広く利用されています。

美容にとても高い効果が期待されるので、それを探っていきます。

ココアバターとは

ココアバターは、カカオマスというカカオ豆を細かくつぶしたものから抽出されたオイルでで、カカオ豆の原産地としては、中南米諸国、西アフリカ、東南アジア諸国です。

ココアバターの特徴

ココアバターは、常温で固まっている脂肪で、人間の体温(35°cくらい)で溶け、その性質を生かして座薬などに用いられることもあります。

またココアバターに含まれるパルミチン酸に抗酸化作用があるため、常温でも2年から5年もの間保存が可能です。

そして約33%含まれるオレイン酸のおかげで高い保湿効果があり、カカオのほのかに甘い香りがリラックス効果をもたらすので、マッサージオイルとしても利用されています。

ココアバターの美容への効果

ココアバターは、その持っている特徴を生かして、美容面で幅広い効果を発揮します。

ココアバターの主成分は、ステアリン酸という脂肪酸ですが、低カロリーで体に吸収されにくいので、体脂肪が溜まりにくいという性質があり、また、血中コレステロールを低下させる働きがあります。

さらにココアバターに32.6%含まれるオレイン酸は、体内で糖質が脂肪に変化するのを防ぐ働きが期待されるので、ダイエットに向いていますし、保湿効果が高いので、特に冬の乾燥からしっかり肌をガードしてくれます。

そしてココアバターに含まれるパルミチン酸は抗酸化作用と、皮膚の代謝を正常に保つ役目もしますから、アンチエイジングにも大いに利用価値があります。

ただし、パルミチン酸は飽和脂肪酸なので、ココアバターをチョコレートなどで摂取する場合は、食べすぎると血中コレステロールが増加する可能性がありますから、注意が必要です。

また、ココアバターは、虫刺されなどの跡を目立たなくする効果もありますが、コツとしては毎日続けて幹部に塗ることです。

さらに、ココアバターに含まれるビタミンEが紫外線をカットする働きがあるので、市販の日焼け止めクリームが合わないという敏感肌の人にお勧めです。

ココアバターの効果的な使い方

食べても肌に塗っても美容効果のあるココアバターは、甘い香りのリラクゼーション効果と保湿効果を最大限に生かすには、ボデイマッサージがお勧めです。

マッサージオイルの作り方は、ココアバター2に対してスクワランオイル8の割合でボールなどの容器に入れて混ぜ、湯煎にかけるだけです。

乾燥やたるみだけではなく、妊娠腺のお手入れにも向いていますし、朝晩のフェイスの手入れにも使用すれば、肌の保湿力が高まります。

ココアバターは、基本的に食品であり甘い香りもありますから、リップクリームにも向いています。

作り方は、オリーブオイル大さじ2、ココアバター小さじ2、みつろう5gをボールに入れて湯煎にかけ、小さい容器に入れて冷まし固めれば出来上がりです。

オリーブオイルとココアバターのダブルの保湿効果で、特に冬の乾燥時に使用するとしっとり感が持続するのを実感できます。

ココアバターの使用上の注意点

ココアバターは酸化に強く、常温でもかなり長い期間保存が可能ですし、外部からの肌の手入れにはほとんど問題はありませんが、食品として摂取する場合は、高カロリーであることを意識して食べ過ぎには注意しましょう。